2019年2月8日から宝塚歌劇団・花組の公演「CASANOVA」が始まります。
その前にちょっとだけ予習しておきましょう。
現在決定している配役は以下の通りです。
ジャコモ・カサノヴァ・・・明日海りお
ベアトリーチェ・・・・仙名 彩世
アントーニオ・コンデュルメル・ディ・ピエトロ・・・柚香 光
ジャコモ・カサノヴァってどんな人?
明日海りお演じるジャコモ・カサノヴァは1725年~1798年の実在の人物です。
ヴェネチア出身の術策家。
術策家って?
公式HPでは、詩人、作家、聖職者、詐欺師、錬金術師、そしてスパイと書いてあります。
そう、様々な顔を持つ男。
ジャコモ・カサノヴァは、亡くなる前に回想録を残しています。
ヨーロッパ中を放浪しながら有名な「女たらし」の生活を送ったジャコモ・カザノヴァの回想録は、
彼は60歳を越えてからオーストリアのある伯爵に仕え、城の図書館係となって孤独な晩年を過ごすことになってしまった寂しさをまぎらわすために1日13時間、10年以上をかけて書き上げた回想録です。
その後翻訳書もたくさん出版されています。
全8巻。
また、放蕩的な人生を歩んできたカサノヴァの人生を描いた作品は、官能的な映画の題材となってきました。
カサノヴァ 人類史上最高にモテた男の物語は、18世紀の稀代の色事師、ジアコモ・カサノヴァの回想録を縦糸に、鹿島茂の解説を横糸に、華麗に織り上げた一大官能集大成です。
ジャコモ・カサノヴァを題材にした映画
イタリアに実在した性豪ジャコモ・カサノバの波乱に満ちた人生を、彼の女性遍歴を中心に、フェリーニ自らが原案を練った壮大なセットや、18世紀のヨーロッパ各国の宮廷と貴族社会を再現。
人類史上、最も有名な”恋愛の達人―カサノバ―”の自由奔放な恋愛劇を、ロマンティック且つユーモアを交えながら描いた究極のラブ・ストーリー!
さて、ある意味官能的な書籍や映画の題材としての作品も残してきたジャコモ・カサノバという人物を「清く、正しく、美しく」の宝塚で、そして明日海りおがどう表現されていくかな?
公式ホームページでは、
稀代のプレイボーイ、カサノバが辿った数奇な人生を元に愛と夢に彩られた冒険譚を明日海りお主演のオリジナル・ストーリーで綴るスペクタクル・ミュージカル大作。そしてスペクタクルミュージカル。
と書いてある。
よかった。
オリジナルストーリーで綴ると書いてあるので、オリジナルだ。
安心して、「明日海りお」の
平成最後の最高の色男っぷりが見られそうです。
楽曲を手掛けるのは、月組で公演された「1789」を楽曲されたドーヴ・アチア氏。
1789の曲もとても素晴らしかったので、今回も期待したいです。
また、今回の作品を最後に花組トップ娘役の仙名彩世の卒業公演となります。
またまたチケット難になりそうですね。