2019年5月31日から始まる宝塚歌劇団雪組の『壬生義士伝』のお稽古が進んでいるようで、公式サイトの稽古場キャストボイスも届いていますね。
キャストボイスを読みながら、「今頃、毎日お稽古しているんだな〜」など思いを馳せながら、公演が始まるのをワクワクしながら待っている時間も楽しみの一つですよね。
先日、制作発表会が行われてその時の様子も公式サイトで見ることができるのも嬉しいです。
宝塚歌劇って本公演が始まるまで、
公演名発表、キャストの一部発表、ポスター発表、配役発表、
そして、公演によっては制作発表があり、と告知動画発表や、お稽古場のキャストボイスと
少〜しずつ情報を小出ししてくれて、公演日までのファンの気持ちを揺さぶってくれます・・というか楽しませてくれます。いいですね、宝塚って。
さてそんな制作発表会の様子を見ました。
パフォーマンスも見られるので、まだ見ていない方は、ぜひ見てくださいね。
ダイモン演じる吉村貫一郎とさきちゃん演じる大野次郎右衛門に脱藩の意思を伝える場面と、そのあとさきちゃんが「南部賛歌」を歌います。
その後は、ダイモンと真彩希帆の二人の別れの場面と
ダイモンの歌「石を割って咲く桜」の歌を聴かせてくれています。
望海風斗
最近、洋物が多かったダイモンの久しぶりの和物。
美しい。
先日先行画像を出されているので、ご存知の方も多いと思いますが、
やはりさすが、和物の雪組のトップ。
和物の衣装、化粧が本当にお似合いですね。
特に横顔が美しいですね。鼻筋の美しさがまた素晴らしいんだよね〜。
そして、素朴な田舎侍の風貌を表現している垂れた御髪が、なんとも色気をそそってしまいます。
こういう色気はやはり長い年数を過ごし男役を極めたジェンヌさんたちにしか出せない色気・・・。
あ〜89期!!!!
彩風咲奈
立場の違いからくるすれ違い感を演じる。
相変わらずのスタイルの良さ。
記者会見でのおじ様たちと一緒に並ぶと・・・なぜあんなに顔の小ささがよくわかる。
もう、だいもんもさきちゃんも、パフォーマンスの時に首に巻いている巻物?が
おしゃれなマフラーにしか見えません笑。
真彩 希帆
先日までリリーを演じていた方ですか?
先日までクリスティーヌを演じてた方ですか?
ということをいつも思わせてくれる真彩希帆さん。
本当に夫の帰りを気丈に待つという一歩も2歩も下がった日本の昔の妻の雰囲気をしっかり見せてきています。
本当に何をやってもその役に入り込むことができる方なのですね。
原作者_:浅田次郎
この原作者は直木賞作家の浅田次郎です。
あの有名な鉄道員「ぽっぽや」を書かれている方です。
記者会見でも登場され、
『この長い長いお話を短い時間にまとめるのは、演出家の石田 昌也先生が一番大変な思いをされていると思います。』
とお話されていました。
映画「壬生義士伝」の中でも最後の亡くなっていくシーンにとても長く時間を使っていたのが印象的でしたが、今回の舞台ではどうなっていくのでしょうか?
その思いをしっかり掴み取り、出演者の方がどんな風に演じていくのか、これから本当に楽しみです。