現在宝塚大劇場で公演中の星組「GOD OF STARS〜食聖〜」が8月19日で千秋楽をむかえ、そのあと東京公演が続くが、この公演で退団するトップ紅ゆずると綺咲愛里にとっては思い入れの深い本拠地宝塚での終わりが近づいている。
次期トップコンビ・完璧な二人
そんな中での本日のスポーツ報知での記事
その中のショー「エクレールブリアン」の演出家・酒井澄夫の言葉がすごい!!
現在のトップ二人紅ゆずると綺咲愛里の後に続く、次期トップ二人について
礼真琴については「今まで何百年と生徒を見てきたが、完璧すぎる。ある意味100点満点すぎる。」
舞空瞳については演出家、小柳氏曰く「若い頃の花總まりさんみたい。完璧な二人が組んでどんなことが起きるか」と。
紅ゆずる
現在のトップ紅ゆずるは、優等生ではなかった。
紅ゆずるについて過去にこんな投稿をしたことがある。
多くの人が思う「強い自分になりたい」を実際に辛い厳しい宝塚歌劇という世界の中で成し遂げてきた姿に
希望と光を見せてくれる。
「綺麗になりたい」と女性なら誰もが思う。
それを17年という長い年月をかけてずっと見せ続けてくれて見事に美しくなり大きな花を咲かせている。
そして、その下に続くのが、この近年稀に見る「完璧な二人」だ。
トップと2番手は、一緒に何かを見せる機会が非常に多い。
歌も踊りも並んで何かをすることばかりだったろう。
下から押し上げてくる才能溢れる2番手に、
紅ゆずるさんは、どれだけの重いプレッシャーと戦ってきたんだろう。
そんなすごいプレッシャーを微塵も見せずに、キラキラしたオーラをいつも放っていた紅ゆずる。
さらには、紅ゆずるしか魅せることができない素晴らしいものを「自分らしさ」を最大限に生かしたものを、今、まさに魅せつけて、人々を魅了させた。
「あんたは立ってるだけでええねん」と演出家酒井氏に言わせ、
技術力ではなく紅ゆずるという人間力の魅力を最大限に引き出した。
一体宝塚歌劇団は、どうやって、人を育てているのだろうか?
すごい世界だな。宝塚というところは。