昨日7月27日。宝塚歌劇団月組の梅田芸術劇場での公演「ON THE TOWN」が開幕した。
この公演で、花組から組み替えしてきた鳳月杏の1作目の作品です。
元月組だった鳳月杏は、5年前の2014年 龍真咲主演「PUCK」を最後に花組に組み替えをしているので、5年ぶりの月組公演となりました。
当時研究科8年目。新人公演を終えたばかりの時期。
龍真咲主演「PUCK」の作品ではフルート役でしたが、まだ今ほど目立つ立ち位置ではなかったように思います。
現在研究科14年。
花組で大きく花開き、人気と実力を兼ね備えたタカラジェンヌとなった。
月組へ凱旋という感じです。
92期生の鳳月杏にとっては、同期が千海華蘭。
すでに上から88期、91期しか上級生がいないので、完全に上級生の位置。
退団してしまった大きな存在であった美弥るりかさんが抜けたあと、
月組を支えてくれる大きな存在になることでしょう。
今回の「ON THE TOWN」では、3番手のオジー役。
前回の東京公演での「ON THE TOWN」では、風間柚乃が演じた。
私も観劇しにいきましたが、風間柚乃のオジーのキャラクターはとても楽しく、「筋肉バカ?的な」感じがとてもよく演じていて。もう一度見たいですね。」なんて感想を残しています。
今回の鳳月杏のオジーは、絶対に「筋肉バカ」のオジーではないと思うのです。彼女が表現していくオジーがどんなイメージで作り上げて魅せてくれるのか、今回はそれが楽しみですね。
東京と梅田芸術劇場の2箇所での公演。
同じ作品なのにもう一度みたい!と思わせてくれるこの配役の変更もまた、「劇団、やるね〜!」という感じ。はい。複数回、足を運ばせる戦略にまんまとはまっております。