正確には全くわからないので、憶測ではありますが、2019年は人気の非常に高かった星組の紅ゆずる、花組の明日海りおの退団。
個性的な紅ゆずる、そして圧倒的な人気の明日海りお。この二人の退団は宝塚歌劇団にとっても大きな打撃。
常にチケット難が続いていた宝塚歌劇ですが、ちょうど退団公演の間に挟まれた状態で公演がおこなわれている月組のチケットの売れ行きが今ひとつだったところは、とても気になるところ。
2019年のトップ二人の退団の影響は大きい
今までのファンの喪失感はどのくらいの影響を及ぼすのでしょうか?
ファンの中には「しばらく宝塚はお休み・・・」なんて思うファンもいるでしょう。
更に大きな魅力のある作品やタカラジェンヌを輩出しなければ、なかなか戻ってきてくれない可能性もあるわけで。
そこで、新しいファン層の拡大をも目指さなければいけないでしょう。
もちろん105年続いている宝塚歌劇団ですから、常に新しいファンを増やす努力を怠らなかったはずですが、今期は、特に力を入れなければいけないところ。
そこで、持ってきているのが、星組は、新トップコンビ礼真琴と舞空瞳のお披露目公演『ロックオペラ モーツァルト』。こちらは、ライブビューイングも決定しています。
そして、宝塚歌劇団の花組本公演が「はいからさんが通る」
多くの宝塚ファンにとっては「え????別箱でやったじゃん!」という声も上がった発表でしたけれど、もちろん柚香光と華優希ちゃんの配役は変わらない。
しかし、その他のキャストは、変わるし、一度見たことがある方もまた二人のお披露目公演を楽しむことができるでしょう。
柚香光と華優希にとっては、非常に魅せることができるこの作品で、もっともっとバージョンアップできる本公演。
宝塚を知らないファン層を広げるためには、「はいからさんが通る」や「花より男子」など、アニメ、ドラマ化、映画化されている作品を使うことは、とても効果的であることは、前回の「花より男子」でも劇団も感じている・・というかすでにそういう戦略。
しかもトップ二人のハマり役ならなおさら、この作品で新しいファン層を広げ、次のオリジナル作品にも繋げられる。いい作戦ではないでしょうか。
「花より男子」で初めて宝塚にハマり、次の作品「ハイカラさん」。
この順番はとても入りやすい。
地上波のテレビ出演
「花より男子」に時は、地上波のテレビ出演した。
そのことで、こちらも、まだ宝塚歌劇を知らない人に対してとても大きな反響があったはずです。
いやいや、全く宝塚歌劇を知らない方に知ってもらうためにはこんなにいいチャンスはない。
できれば、次回の「はいからさんが通る」でも、地上波に登場してほしいが、どうなることでしょう?
いずれにしても、多くの宝塚ファンが一時休止?する可能性のあるこれからの時期をどう乗り切るか、劇団さんも本当に頑張って!
私も微力ながら、このブログで宝塚の良さをたくさん伝えていきます。
それが新しい人に届くといいなぁと思っています。