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瀬戸かずやさんに思いを馳せる

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団花組が現在東京宝塚劇場にて「アウグストゥス」の公演中です。

もうすぐ瀬戸かずやさんこと、あきらさんとのお別れが日々近づいています。

でもご卒業されることばかり考えていると、悲しくなってくるので、話題を少し前の‟はいからさんが通る“でカフェブレイクにご出演された時に戻したいと思います。

まだカフェブレイクについて、ご存知でない方のために簡単に説明すると、公演中の組の生徒さん(タカラジェンヌ)をゲストとして招き、役のことやプライベートなことを質問するトーク番組です。

この演目の公演時にあきらさんは、青江冬星役のゲストとしてご出演されていました。

ここからは個人的な見解などが含まれますので、苦手な方はご遠慮ください。

ネタバレも含まれておりますので、まだこの番組をご覧になっていない方もご注意ください。ご理解のある方だけ、最後までお付き合いくださいますと幸いです。

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青江冬星役に焦りを感じていた

‟はいからさんが通る“であきらさんが演じた青江冬星という役を知らない方のために、簡単に説明します。

主人公である花村紅緒(華優希)は大正時代の女学生で、生まれる前から決められていた許嫁の伊集院少尉(柚香光)と恋に落ちます。

しかし軍人だった伊集院少尉が、戦死したという知らせを受け、紅緒は伊集院家を守るため働かなくてはいけなくなります。

そこで出会ったのが、あきらさん演じる出版社の編集長、青江冬星です。

しかしこの青江冬星は訳あって大の女嫌い、女性に触られただけで蕁麻疹がでてしまうという変わり者です。

しかし紅緒の大胆な行動と、ひたむきに戦死した伊集院少尉の帰りを待つ姿に、生まれて初めて女性に恋をしてしまうという役どころです。

あきらさんは、この役で焦りを感じていたそうです。

なぜなら伊集院少尉役のれいちゃんや、紅緒役のはなちゃんをはじめ他のメインキャストの方たちは、既に2017年の小劇場で演じられていたからです。

そのためあきらさんは、既に出来上がっているキャストの中に入っていかなければならないことに、焦りを感じていたそうです。

それでもあきらさんは、“はいからさんが通る”の原作を読まれ、この素敵な世界に自分も入って演じられることへの期待もあったそうです。

そして小劇場でれいちゃんたちが演じた舞台もご覧になり、原作を読んだ時と同様に、キャッとなったそうです。

その感想を言う時のあきらさんが、乙女な感じで話されているので、ぜひ皆さんもそこに注目してみてください。

可愛いあきらさんを見ることができます。

話しは戻りますが、あきらさんは焦りと期待を抱えながら、自分なりの青江冬星を演じることにしたそうです。ただ漫画の原作のキャラクターイメージもあるので、あきらさんが漫画を読んで感じた、青江冬星の女性嫌いで変わり者だけど、男気のある役どころに対して、男っぽくなり過ぎないように注意されたそうです。

原作のファンでもある私にとっては、ありがたい役作りでした。

因みに青江冬星というキャラクターは、大正時代にも関わらず、少女漫画なのでロン毛です(訳もあるのですが)

そしてあきらさんと髪の毛の流れが反対だったそうなのですが、漫画の原作と同じ髪の流れでかつらを作られたそうです。

そして舞台に立つたびに“冬星、今日もよろしく”と言いながら、かつらのお手入れをされていたそうです。

これ以上話すとすべて書いてしまいそうなので、私のブログはここまでにしておきます。

上記で書いたこと以外にも、舞台裏の話しをされていたので、まだこの公演を観られていない方でも楽しんでみていただける回です。

“はいからさんが通る”だけでなく、あきらさんが主演されたマスカレードホテルのお話しもされていたので、こちらもお薦めです。

更に公演のことだけでなく、瀬戸かずやさんに関する8つの質問や、ご出演された時のファッションチェックもありますので、ぜひYouTubeでご覧ください。