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轟悠さんラスト公演は「宝塚」を受け継ぐ人たちへの思いで溢れた

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団公演の「婆娑羅の玄孫」をライブ配信で楽しみました。

鑑賞前は、きっと轟悠さんのラスト公演だから、轟悠さんの魅せ場が多く、他の(星組)組子さんは少ししか出演はないのかな・・・・・なんて思っていたら、、、、全然違っていました。

そこには、轟悠さんの宝塚のこれからを引き継ぐ者達への思いがたくさんたくさん感じられる温か〜い、素敵な公演でした。

公演が始まる前の客席には、お囃子の音、、、、ライブ配信でもしっかり聞こえました。

下級生さん達の出番も多く、ワチャワチャ後ろの小芝居でも皆さん工夫していた。

これだけ下級生さん達の出番が多いのは宝塚公演では珍しく、それだけ、轟悠さんの「これからの宝塚」を受け継ぐ人たちへの思いの強さを感じずにはいられなかった。

そして、中堅どころがお芝居を締めてくれて、成熟度がわかり、上級生そして専科の貫禄がたっぷり。

3つの層が上手く重なり合って本当に素敵な作品となっていました。

下級生にかける言葉、セリフの端々にたくさんの激励の言葉に感動しかありませんでした。

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稀惺かずとさん

星組の稀惺かずとさん。

105期生として入団され星組に配属された。
宝塚歌劇団を作った小林一三先生の血を受け継ぐ人。

今回は、研究科3年の男役さんでの抜擢を受けた。

しかし、ここには、なにか宝塚をこれから背負っていく一人として大きな役割を轟悠さんから託されたような気がしました。

いや、色々背負うものが大きいだけに、それに負けるな!頑張れ!というエールが込められていたような気もする。

長いあいだ宝塚歌劇団を引っ張ってきてくれて、頑張り続けて来られた姿に感謝の言葉しかありません。

最後に同じ舞台に立てたジェンヌさん達は、本当にたくさんのことを学ぶことができたことでしょう。

ディナーショーにも下級生さんと共に

轟悠さん最後のディナーショー。

轟悠さんの最後のディナーショーですから、轟悠さんと共に宝塚を牽引してきた組長さん、副組長さん、さらにはトップスターさんが出演されてもおかしくないし、むしろ一緒に最後の舞台に立ちたいと思うジェンヌさんがたくさんいらっしゃることでしょう。

しかし、轟さんは、超!若手の下級生さん達を選ばれました。

美空真瑠さんと湖華詩さんが105期生。
湖春ひめ花さんはなんと106期生です。

最後まで宝塚の将来を想ってのこと。

本当に最後まで宝塚に愛を注いでくださるのだと、胸が熱くなります。