ついに望海風斗さんこと、だいもんさんの宝塚歌劇団をご卒業後初のソロコンサート『SUPERO』が始まりました。
ここからはネタバレ、個人的な見解や感想が含まれておりますのでご注意ください。
ご理解のある方だけご覧ください。
緊急事態宣言が8月2日から大阪にも出され、公演の有無が心配されただいもんさん(望海風斗さんの愛称)の退団後初コンサートSUPEROでしたが、万全な感染対策のお陰で、無事初日を迎えることができました。
私も微力ながら、沈黙を貫き会場も30分前に入り、マスク着用検温と手消毒、パンフレットも空いている場所でソーシャルディスタンスを守り、無事購入しました。
グッズやパンフレットの販売は、終演後取りやめになっているので、これから行かれる方はご注意ください。
ステージ上も演奏者と、だいもんさんを始めとするパフォーマンスの皆さんたちとの間にパーテーションのようなものがありました。
さて本題のコンサート内容は、新しいだいもんさんを披露するということで、4つのカテゴリーに分かれてショーが始まりました。
CINEMAな・・・
最初は、CINEMAなだいもんさん、映画の撮影と撮影後のだいもんさんということで、花組時代に歌渡れたオーシャンズ11の曲などを歌い撮影されているという設定でした。
撮影後にクルー役を演じる男性キャストとのアドリブで『差し入れの紅白まんじゅうおいしかったです』というやり取りで会場が早くも笑いに包まれました。
だいもんさんと男性キャストとの舞台上で初のやり取りが、紅白まんじゅうの話しになったのが庶民的でとても素敵でした。
JAZZY(ジャズ)な・・・
2つ目はJAZZY(ジャズ)な望海ということで、最初は雪組トップ男役を彷彿させるスーツ姿にハットを被っただいもんさんがかっこよく歌いながら踊ったと思ったら、突然大人女性が真似したくなるようなエレガントなお召し物に変身されました。
そして特別キャストの佐藤洋介さんと踊るジャズダンスは、大人のフェロモンに溢れ女性としてのだいもんさんの色気を感じることができました。
ミュージカルな・・・
3つ目はミュージカルな望海ということで、サプライズで披露しようとしていたピンクの衣装の下に着ていたノースリーヴのスパンコールの衣装でマンマミーアをスタンドマイク越しに踊りながら、他の女性キャストと共に熱唱されました。
しかしこの衣装は前日にSNSで公開されてしまい、練習後のだいもんさんはとても驚いたそうです。
でも会場は大盛り上がり、これから観に行かれる方は乞うご期待ください。
日本の歌謡・・・
最後の4つ目は、日本の歌謡ということで、ジャズやミュージカルなど海外の曲を歌われただいもんさんが、日本に戻ってくるという設定でした。
鬼塚ちひろさんの月光を始め、女性ソプラノの歌声は神々しく感動して涙が出ました。
男役を20年続けてきただいもんさんは、どうやって女性の声で歌うのか忘れてしまい、不安だったとおっしゃっていましたが、全くそんなことを感じさせない歌声でした。
歌手の徳永英明さんのように、だいもんさんも女性アーティストのカバー曲を販売して欲しいです。
そしてご自身で作詞をされた、だいもんさんオリジナル曲も熱唱されました。
以前にも作詞をされたことがあるだいもんさんですが、その時に自分には作詞の才能がないと思い、アイデアを出されたものを作詞してもらったそうです。
まだ発売されるかわかりませんが、CDになったらマスト買い間違いなしの一曲です。
アンコールは、SUPEROのTシャツとペンライトを持っただいもんさんが、キャストたちと登場し熱唱されました。
最後にこの素敵なだいもんさんのコンサートは、8月9日(月祝)のライブ配信でご覧いただけます。
皆さんも新しいステージに歩みだした、だいもんさんをぜひご覧ください。