スター揃いと言われる宝塚歌劇団95期生。
これまでにトップ娘役を3人、トップスターを3人輩出しており、現役生も卒業生も輝かしい活躍をされている方々が大勢いいらっしゃいます。
そして特に人気の高い95期生7名のことをファンの間では「神7」と呼んでいます。
神7メンバー(成績順)
・礼真琴(星組トップスター)
・水美舞斗(花組2番手スター)
・桜木みなと(宙組3番手スター)
・月城かなと(月組トップスター)
・柚香光(花組トップスター)
・朝美絢(雪組2番手スター)
・瀬央ゆりあ(星組3番手スター)
今の宝塚歌劇には無くてはならない95期の面々ですが、今回は星組3番手スターの瀬央ゆりあさんの今後について考察していきます!
これまでの活躍
瀬央ゆりあさん(愛称・せおっち)はこれまでに2.5回のバウホール主演を経験しています。
・「New Wave!-星-」(2018)研10
・「デビュタント」(2018)研10
・「龍の宮物語」(2019)研11
主演時期の学年から考えると95期の中でも遅咲きな男役さんでした。その他に轟悠さん主演作品で2度に渡り2番手として出演しており、来年2月には「ザ・ジェントル・ライアー~英国的、紳士と淑女のゲーム~」にて東上初主演が決定しています。
遅咲きと言えど主演作品を与えられていることから、着実にステップアップしていることが分かります。
せおっちの強み
舞台を観るたびに思うことはお芝居の迫力がすごい!
観るたびに演技や表現の幅が広がり、深みがでていると感じます。
それがはっきり分かるようになったのはレジェンド・轟悠さんとの共演後からです。
ビジュアルの相性もいいですし、お芝居での絡みも心地がよく、轟さんからたくさんのことを学ばれたのだなと思っています。
また歌唱力もどんどん上がってきていると感じませんか?
歌うまさんがあまり多くない星組の中で、トップコンビの他に歌える人がいないのは厳しいです。
やっぱり「歌劇団」ですから歌えないと、ファンとしても…ねぇ(苦笑)超絶歌うまな礼真琴さんの単独疾走だけでは彼女の負担が大きすぎるので、せおっちの歌唱力向上はとっても重要です!
同期ながら礼さんを大尊敬しているというせおっちの努力が実を結びますように…♡
愛すべきキャラクター
もう一つせおっちの強みをあげるとしたら、誰にでも愛される存在感。
ちょっと前まで私が抱いていたせおっちへのイメージは「めちゃくちゃ面白い人」でした(笑)
タカラヅカスカイステージや歌劇の対談を観たり読んだりしていて、声を出すほど笑ってしまうのは彼女のお話くらいかもしれません(笑)
特に、「ドーナツは穴が開いているから0キロカロリー説」をタカラジェンヌ界隈に広げたというエピソードが好きです♪(某芸人さんも同じことを仰っているのでやっぱりお笑いセンスがありますよね!)
また大の仲良しだという宙組2番手スター・芹香斗亜さん、月組2番手スター・鳳月杏さんとUSJに行った際、鳳月さんは瀬央・芹香コンビにずっと爆笑しっぱなしだったそうです!
あの鳳月さんが笑いっぱなしになるってどれだけの漫才が繰り広げられていたのでしょうね…。
組を超えて多くのタカラジェンヌと交流しているというところも、せおっちの愛嬌があるからこそ!
ファンだけでなく身内からも愛されるということはスター街道を歩む上で必要不可欠なポイントですね。
(それがあてにならないこともあるのが宝塚歌劇の闇ではありますが…泣)
トップスターへの道
次回公演で星組2番手スターの愛月ひかるさんが退団されます。
この人事により、せおっちは2番手に上がると思われますが、現トップスターの礼さんは長期になると予想されますので、礼さん退団後にせおっちがトップになるかと言われたら難しいかもしれません。
組替えしても他組にも同じ立ち位置の同期がいますので、星組で2番手or別格スターとして在籍するか、もしくは専科へ組替えか…。
正直、神7全員が大羽根を背負えるかと言われたら現実は厳しいでしょう。
すでに3人のトップスターを輩出し、水美さん・桜木さん・朝美さん・瀬央さんが足踏みしている感は否めません。(次に95期で可能性があるとしたら順番的には朝美さんが有力かと思いますが…。)
何が起こるか分からないのが宝塚歌劇の人事です。
愛月さんの退団後、せおっちが正式2番手となれば3番手以下に就くであろう綺城ひか理さん、天華えまさん、極美慎さんの育成及びバウ主演などが必要になってきますので、星組下級生を育てる立場としても組替えなく2番手スターとして在籍するという流れが今は濃厚そうですね。
いずれにせよ、まだまだせおっちには隠れた才能があると思いますし、95期loverとしては長く活躍してほしいです。願わくば大羽根を背負ってほしいなと思っているので、どんどん魅力を発揮してほしいです♪劇団さんお願いします!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。