宝塚歌劇団では、女性が男性を演じる「男役」がとても魅力的です。
ダイナミックなダンスに、魅了される演技、男性の色気すら感じるその姿から、宝塚を愛する人が多いでしょう。
男性がどのように物を持っているのか、どのような立ち居振る舞いをしているのかつねに常に「男性」を研究していてます。
その研究心から、ファンを魅了するすてきな「男役」が完成していくのでしょう。
そして、さらに男役の魅力を最大限に感じる各パーツがあります。
男役の姿だけではなく、ふとした仕草や体のパーツに魅了される人も多いです。
今回は、男役さんの魅力を最大限に感じる各パーツをご紹介していきます。
あくまでも個人的主観ですが、共感できる部分があると嬉しいです。
●男役さんの魅力的なパーツ5選
これがあるから男役が好きなんです!という、各パーツは次の5つです。
- 光る汗
- 目線
- 手の甲の血管
- 肘から手首までの筋肉筋
- 背中
ここからは、魅力を感じる理由とエピソードをそれぞれご紹介していきますね。
1 光る汗
男役さんの額や、首筋に光る汗がとても魅力的だと感じる人は多いでしょう。
それがトップスターさんだと尚更、光って見えてしまうものです。
キレキレのダンスのあとだけではなく、和装で戦いを演じる殺陣のあとの首筋に光る汗とか、めちゃくちゃかっこいいと思ってしまいます。
「光る汗」のエピソードで思い出すのは、愛音羽麗さんのディナーショーのこと。
出演者紹介で、愛音さんが瀬戸あきらさんを紹介するときに「ナイアガラの汗」と言ってました。
キラキラ光って見える、そして滝のように流れる汗!確かに!!と思ったことを思い出します。
2 目線
宝塚の男役の目線にノックアウトされた人は、どれだけいるでしょうか
SS席に座り銀橋から投げキスされたり、2階席でもオペラ越しにウインクされたり、男役からの目線は最強です。
2階席の一番後ろの席に座った時、オペラでご贔屓さんを覗いていました。
銀橋に出てきた時、バチっと目があったのです!
男役の目線を受けたときは、劇場のどの席にいても思わず声が出てしまいそうになりますよね。
3 手の甲の血管
男役の手の甲の筋が、とてもかっこいいんですよね。
男役が娘役の頬に手を添えたり、ポスターに映る手がとてもきれいだったり、女性の手なのにドキドキしてしまいます。
以前、さんま御殿に出演していた遼河はるひさんのエピソードを思い出します。
男役は手の血管が出るようになれば一人前と言われるそうで、血管が出ることで男らしい手になるそうですよ。
確かに、男役の手の血管がくっきり見えていると、とてもかっこいいですよね。
4 肘から手首までの筋肉筋
このパーツの魅力をいちばん感じるのは、腕まくりをしている姿です。
個人的に好きなのは、軍服やスーツ姿での腕まくりです。
これ、「わかる!」「かっこいいよね!!」という方は多いのではないでしょうか。
ここ最近で魅了されたのは、花組トップスター柚香光さんの「うたかたの恋」のワンシーンです。
マリーが来なくなって、自暴自棄になり酒場で銃を撃ったあとにマリーと再会した場面です。
椅子に座るマリーの手を握るルドルフの、腕まくりをした軍服から出た腕です。
マリーの手を握るルドルフの手の甲もとても魅力的なのに、それに加えて腕まできれいで魅力的なんです。
この場面、Le CINQ(ル•サンク)にも掲載されていて、銃を手にした悲壮感漂う表情のルドルフも一緒に拝むことができますよ。
5 背中
男役の美学は、「うしろ姿」と言われています。
よく男役10年で成熟する男役の魅力に「背中で魅せる」と言われますが、男役の背中って本当にすてきですよね。
男役の背中を見極めるなら、スーツ着用の演目を見るのがいちばんでしょう。
スーツをバシッと着こなし、客席に背中を向けて立つ姿にどれだけ魅了されてきたかわかりません。
ジャケットを抜き、片手で肩にかけて客席に背中を向け、横顔を少しだけ見せたまま暗転になる場面を想像してみてください。
それがあなたのご贔屓の男役さんだったら、どうでしょう。
めちゃくちゃかっこよくて、ますます好きになり、さらに熱心に追いかけたくなりますよね。
元宙組トップスター真風涼帆さんの背中を思い出してください。
カジノ•ロワイヤルの白い縦ストライプのスーツ姿、とてもすてきでした。
真風さんの背中って、本当に哀愁もあって魅力的でした。
●まとめ
宝塚の男役の魅力は、その姿だけにとどまらず、手や背中など魅力を感じるパーツがたくさんあります。
自分のご贔屓さんなら尚更のことで、すてきすぎてどんどん好きになっていくでしょう。
「宝塚の男役を極める」ために、努力を惜しまないタカラジェンヌの皆さんの姿は本当にすてきですよね。
これからも、もっともっとたくさんの魅力的ですてきな男役の姿を見せてもらい、今よりももっと熱烈に宝塚を愛していきたいと思います。
まだまだ語りきれない男役の魅力ポイントはたくさんあるので、また改めて語らせてもらいたいです。
今回は、個人的な魅力を感じる各パーツをご紹介させてもらいましたので、共感してもらえたなら嬉しいです。