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宝塚×インド映画「RRR」で配役予想と新たな物語

宝塚歌劇を楽しもう

星組『1789』千秋楽を迎えられました。休演、代役公演と波瀾続きの公演でしたが、礼真琴さんの復帰が千秋楽に間に合ってよかったです。

礼真琴さんには十分休養していただき心身ともにリラックスしていただきたいです。

次回星組正月作品『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』の原作『RRR』についてレポしたいと思います。


 
Amazonプライム・ビデオのレンタルは視聴期間は一度再生を始めると48時間なので、休日など時間に余裕がある時の視聴をおすすめします。

Bitly

「RRR」もなんと約3時間の長編映画でした。


インド映画といえば、ムトゥ 踊るマハラジャで一般にも知られることになりましたが、「RRR」は2022年10月上演開始以来今も上演映画館が多数ある大ヒットロングラン中の映画です。

ストーリーは、1920年代イギリスに植民地支配されていたインドが舞台です。


ある部族の少女マッラがイギリス総督にまるで物のような扱いで連れ去られてしまいます。

そこで少女を取り戻そうと主人公のビームは村をでます。

もう一人の主人公ラーマは一族をイギリス軍に滅ぼされ復讐するために出自を隠してイギリス軍側の警察官となります。

ビームとラーマは鉄道事故の現場で少年を救う時に偶然知り合いになりますが、すぐに打ち解け大親友となります。

またイギリス総督の姪ですが人種に関わらず分け隔てなく接する女性ジェニーとも知り合いビームはジェニーに一目惚れします。

ラーマの手助けで(ジェニーの車を釘でパンクさせ、助けるというなんともセコいやり方です。)

ジェニーとうちとけることができます。

ジェニーにガーデンパーティに誘われて参加するビームとラーマですが、あからさまに人種差別をされます。

社交パーティーでのダンスの嗜みがないと見下されるのですが、
二人はインド古来の『ナトゥダンス』を披露して周囲の注目をさらい、見事にパーティーの人気者となります。

このシーンこそ宝塚歌劇団が礼真琴さんと暁千星さんに再現させたいこの映画の名シーンだと思います。


その後物語はすすみ、ビームとラーマは共にイギリスの植民地支配に対抗してふるさとの尊厳を取り戻すという目的は同じですが手段はそれぞれ別で、お互い敵となり道を分かちます。

それまでの友情物語が楽しく痛快なので、追う立場のラーマと追われるビームが対立する様子は苦しい気持ちになります。

原作映画では終盤にラーマがインドの古代神に変身するシーンがあります。

ラーマとビームが主役でありながらラーマの方が格上というイメージがあります。

そこで宝塚バージョンでは、ビーム(礼真琴さん)を中心とした内容に再構築されるようです。

アクションシーンも現実離れしすぎのCGシーンですが、主演の二人がムキムキマッチョなので妙に説得力がありました。

3時間という映画としては長編映画ですが、あまりの面白さに、2度再生して視聴してしまいました。

植民地支配するイギリス人とそれに対抗するインド人をわかりやすく善悪に分けて表現しているので、インド映画が初めてでもストーリーが理解しやすいです。

またエンディングで悪役のキャストも楽しそうにダンスをするのですが、登場人物みんなで楽しく登場する所は宝塚歌劇のフィナーレに通じる所がありました。

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・配役予想 

ビームはもちろん星組トップスター礼真琴さん。