星組別箱割り振り発表!
宝塚歌劇団星組の、2023年3月から4月の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、全国ツアー、宝塚バウホールの、組子の割り振りが発表されました。
期 | 名前 | |
---|---|---|
79 | 美稀千種 | 全ツ |
90 | 白妙なつ | 赤と黒 |
91 | 大輝真琴 | 全ツ |
92 | 輝咲玲央 | 全ツ |
95 | 礼真琴 | 赤と黒 |
95 | ひろ香祐 | 赤と黒 |
95 | 紫りら | 全ツ |
95 | 瀬央ゆりあ | 全ツ |
96 | 音咲いつき | 全ツ |
96 | 朝水りょう | 全ツ |
98 | 暁千星 | 赤と黒 |
98 | 有沙瞳 | 赤と黒 |
98 | 天華えま | バウ |
98 | 澪乃桜季 | 全ツ |
98 | 夕渚りょう | 全ツ |
98 | 天希ほまれ | 全ツ |
99 | 小桜ほのか | 赤と黒 |
99 | 天路そら | 全ツ |
99 | 蒼舞咲歩 | 全ツ |
99 | 七星美妃 | 全ツ |
100 | 朱紫令真 | 赤と黒 |
100 | 二條華 | バウ |
100 | 希沙薫 | 赤と黒 |
100 | 極美慎 | 全ツ |
100 | 煌えりせ | 全ツ |
101 | 碧海さりお | 赤と黒 |
101 | 颯香凜 | 全ツ |
101 | 夕陽真輝 | 赤と黒 |
101 | 彩園ひな | 全ツ |
102 | 舞空瞳 | 全ツ |
102 | 天飛華音 | 全ツ |
102 | 紅咲梨乃 | バウ |
102 | 奏碧タケル | 全ツ |
102 | 都優奈 | 全ツ |
102 | 鳳真斗愛 | バウ |
102 | 水乃ゆり | 全ツ |
103 | 瑠璃 花夏 | 赤と黒 |
103 | 紘希 柚葉 | バウ |
103 | 羽玲 有華 | バウ |
103 | 星咲 希 | バウ |
104 | 碧音 斗和 | バウ |
104 | 綾音 美蘭 | 全ツ |
104 | 御剣 海 | 全ツ |
104 | 世晴 あさ | バウ |
104 | 凛央捺 はる | 全ツ |
104 | 透綺 らいあ | |
105 | 詩 ちづる | 赤と黒 |
105 | 鳳花 るりな | 赤と黒 |
105 | 稀惺 かずと | バウ |
105 | 大希 颯 | バウ |
105 | 星影 なな | 赤と黒 |
105 | 瞳 きらり | バウ |
105 | 彩夏 こいき | 赤と黒 |
105 | 彩紋 ねお | バウ |
105 | 青風希央 | 全ツ |
106 | 乙華 菜乃 | 全ツ |
106 | 愛花 いと | 全ツ |
106 | 凰陽 さや華 | 赤と黒 |
106 | 飛翠 真凜 | 全ツ |
106 | 樹澄 せいや | 全ツ |
106 | 咲園 りさ | 全ツ |
106 | 朝稀 さいら | |
107 | 碧羽 陽 | バウ |
107 | 和波 煌 | 赤と黒 |
107 | 世奈 未蘭 | バウ |
107 | 美玲 ひな | 全ツ |
107 | 詩花 すず | バウ |
107 | 藍羽 ひより | バウ |
107 | 桃李 拍 | |
108 | 茉莉那 ふみ | 全ツ |
108 | 馳 琉輝 | 赤と黒 |
108 | 乙妃 優寿 | 赤と黒 |
108 | 珀亜 れい | 全ツ |
108 | 瑠羽 らいと | |
108 | 絢咲 羽蘭 | 赤と黒 |
108 | 風希 咲玖 |
てっきり全国ツアーに帯同して故郷に錦を飾るものと思っていた暁さんが、ドラマシティの『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』組になったのが意外でした。
しかし「さすが人事上手の星組さん!」とその采配に唸らされましたので、3作品への期待を書かせていただきたいと思います。
あくまで個人の感想ですので、ご理解のある方だけお付き合いください。
最後までお読みいただけると、幸いです。
ドラマシティに歌がうまい娘役さんが集結!
皆様よくご存じの通り、星組トップスター礼真琴さんは、歌唱力抜群です。
フレンチミュージカルは歌唱力が要求されることが多く、今回の『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』もフレンチ版ということで、ファンの期待値が上がっています。
宝塚の公式サイトには「ドラマティックに謳いあげるロック・ミュージカルの日本初演に、礼真琴を中心とした星組選抜メンバーが挑みます」と書かれています。
期待値が上がりまくりですね。
この作品は、ヒロインが二人います。
出演メンバーを拝見する限り、ここは順当に有沙瞳さんと小桜ほのかさんが担当されるでしょうか。
詩ちづるさんもありそうですね。
瑠璃花夏さんも捨てがたい。
個人的には有沙瞳さんのレナール夫人を希望します。
これだけ歌える路線系娘役さんを揃えるなんて、劇団の『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』にかける思いが、ひしひしと伝わってくるようです。
専科からは頼れる元星組組長の英真なおきさんに、どんな役も多彩に演じ切る紫門ゆりやさんが特出されます。
心強いお二人が少数精鋭の舞台に出てくださるというのは、組子の皆さんにとって安心できるうえに、ステップアップのきっかけにもなりそうです。
若手メンバーを見渡すと、実力も華も兼ね備えた方ばかり。
キラキラ眩しい若手の上に、更にキラキラな暁千星さんがいらっしゃるというのですから、期待しかありませんね。
これだけ充実した舞台、すさまじいチケット争奪戦になりそうです。
極美さんが飛躍する! 全国ツアー組
全国ツアーは、凪七瑠海さん、瀬央ゆりあさん、極美慎さんが揃います。
広島県広島市を回るツアーということで、瀬央さんは外せないと思っていましたが、ここにきて極美さんの抜擢という采配に、唸らされました。
『バレンシアの熱い花』は、元々男役スター3人の割合が同じようになるよう、書かれた作品です。
再演の度にその役の比重は異なりますが、3人のトライアングルが重要なことに変わりはないでしょう。
専科スターの凪七さん、実質2番手の瀬央さんに、バウ公演『ベアタ・ベアトリクス』を大成功させたばかりの極美さんが食い込むことで、極美さんの一層の躍進を狙っているのではないでしょうか?
凪七さん瀬央さんの胸を借りて、極美さんにとって学ぶことの多い舞台になること、間違いなしです。
凪七さんの思い出の作品ということで、凪七さんに花を持たせ。
瀬央さんは故郷に錦を飾り。
極美さんには大きな飛躍となる役を与える。
『バレンシアの熱い花』だけ見ても、やはり星組は作品のチョイスも人事も上手なのだと、思わざるを得ません。
次世代スターの飛躍の作品! バウホール
天華えまさん率いるBow Workshop『Stella Voice』組は、次世代スターの宝庫ですね。
ワークショップ主演には少し学年が高い気がする天華さんですが、コロナの影響もあるのでしょう。
学年が上がった分、実力はばっちりで、三拍子そろった穴のないスターさんです。
新人公演の主演も3回で、下級生時代から注目されていました。
その天華さんが先頭に立ち、星組の若手を鍛えてくださる舞台なのかな、と期待しています。
やはり生徒さんは舞台に上がった数だけ、役をもらった分だけ、口にしたセリフの数だけ、力がぐんぐんついていくものだと、感じています。
ワークショップという若手のための舞台で活躍し、さらに大きく成長してくれるものと期待しています。
天華さんの背中を見て、更に伸びていくことでしょう。
公式サイトによると、今回の『Stella Voice』は歌唱を中心としたワークショップになるそうです。
歌が上手いトップさんの元、若手も歌唱力を伸ばしていくと、ますます魅力的な星組になりそうですね。
さらなるチケ難の予感です。
三者三様の育成を一度に!
ドラマシティで次世代トップ娘役候補を育て、全国ツアーで若手スター極美さんを鍛え、バウホールでこれからの若手スターの育成。
3つの箱で同時に組の実力をぐっと上げようという星組さんの采配には、感心するしかありません。
コロナ禍でどの組も若手育成が滞っている今、頭一つ抜け出す采配は、「星組は人事上手」と言われる所以でしょう。
今でも十分人気で、熱くギラギラと輝く星組ですが、これからの星組にも大いに期待したいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。