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見どころを先取り!宙組公演『NEVER SAY GOODBYE—ある愛の軌跡—』

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚ファンの皆さん、こんにちは。

ついに宝塚公式ホームページで、宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』のポスターが公開されましたね。

そこで今日は、この公演の見どころを先取りしたいと思います。

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『NEVER SAY GOODBYE—ある愛の軌跡—』は和央ようかさんの退団公演だった

もうご存知の方も多いと思いますが、この作品はゆりかさん(真風涼帆)が初舞台を踏んだ作品です。

しかも2006年宙組トップだった和央ようかの退団公演で、ブロードウェイミュージカルの「ジキルとハイド」の作曲家としても知られているフランク・ワイルドホーンと、演出・作詞を担当した通称イケコ(小池修一郎)とのコラボレーションの超大作と話題を呼びました。

しかもその後、作曲家のフランク・ワイルドホーンと和央ようかさんがご結婚されました。

同じくトップ退団された、元娘役トップ花總まりとも息がぴったりだっただけに、結婚するのではと噂されていたので、びっくりされた方も当時は多かったでしょうね(※本当は親友だったそうです※)

当時人気を誇っていた、和央ようかさんと花總まりさんのトップコンビ退団に相応しい、豪華な作品なのです。

楽曲が美しくも、胸が締め付けられるストーリーに現宙組トップの2人が挑む

まずは物語のあらすじをざっくり説明します。

1936年のナチス政権下、ベルリンオリンピックが開催されるのに対抗して、スペインバルセロナで人民オリンピックが行われました。

その取材で、バルセロナを訪れていた、人気写真家ジョルジュ(真風涼帆)が、アメリカのハリウッドで衝撃的な出会いをした、自由を愛する女性劇作家のキャサリン(潤花)と運命的に再会し、恋に落ちます。

しかし2人はスペインの内戦に巻き込まれてしまうというストーリー。

男役トップとして長年経験を積まれたゆりかさん(真風)と、若手ながらも大人の魅力たっぷりな潤花で繰り広げられる、ファシズムと闘いながら男女の愛を見つける内容に、今からドキドキしています。

きっとこのトップ2人だからこそ、再演できる大作なのだろうとしみじみ思ってます。

公開されたポスターも、ゆりかさん(真風)がカメラを持って、妖艶にレンズをのぞき込む姿に大人の色気を感じます。

大作なだけにキキちゃん(芹香斗亜)が退団してしまうのではないかと心配になる

見出し通り、日米のミュージカル界の巨匠コンビの作品なだけに、キキちゃん(芹香)が最後の舞台に選んでしまうのではないかと戦々恐々です。

まだ正式な配役の発表はありませんが、2006年公演で大和悠河さんが演じられた、闘牛士ヴィセント・ロメロの役をやるのではないでしょうか。

最近では花組のれいちゃん(柚香光)が、同じくスペインが舞台の『哀しみのコルドバ』で、花形闘牛士役を演じたので、キキちゃん(芹香)の闘牛士姿もさぞやカッコいいでしょうね。

因みに闘牛士ヴィセント・ロメロは、ゆりかさん(真風)演じる人気カメラマンのジョルジュ・マルローと、平和を求め一緒に活動する重要な役どころ。

このところキキちゃん(芹香)は、ヒール役が多かったので、久しぶりにゆりかさんと舞台上でタッグを組むところを見せて欲しいです。

今の宙組なら『NEVER SAY GOODBYE—ある愛の軌跡—』を成功させること間違いなし!

色々不安がよぎりますが、楽曲が素晴らしいことで知られる『NEVER SAY GOODBYE—ある愛の軌跡—』

内容は、スペインの内戦やファシズムを描いた物語ですが、それでも諦めずに自由と平和と愛を貫く男女の姿を、美しい楽曲と共に私たち観客を感動させてくれることでしょう。

宙組は、ミュージカル『アナスタシア』でも、ロシア革命で引き裂かれた家族愛や、男女の愛を素晴らしい楽曲と共に披露してくれました。

なので、重いお話しが苦手な方でも、引き込まれること間違いないと思います。

いつまでも同じ組子ではいられない宝塚歌劇団。

だからこそ、今しか見られない真風涼帆率いる宙組公演を、一緒に応援し盛り上げていきましょう。