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宝塚各組トップコンビの魅力

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団宙組公演「HiGH&LOW-THE PREQUEL」「Capricciosa!!-心のままに-」の幕が開きました。

LDHの皆さんが出演している「HiGH&LOW」の舞台化ということで、これまで歌劇を見たことがない人の観劇のきっかけになると思うと大変嬉しいです。

さて、今回は宙、星、花、雪、月の5組それぞれのトップスターの魅力をご紹介。

これから宝塚を見たい!と思っている方や、初観劇はどの組にしようか悩んでいる方のお役に立てると嬉しいです。

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宙組:真風涼帆(92期)×潤花(102期)

2021年に誕生した“まかじゅん”コンビ。真風さんにとっては、2人目の相手役さんです。

潤さんは元々雪組のトップ娘役候補と思われていましたが…2021年に電撃組替え&宙組トップ娘役に就任しました。

真風さんとは10期もの差があり、どんなコンビになるのだろうと少々不安だったのですが、その不安は杞憂でしかありませんでした…!

お芝居では大人な女性を余裕たっぷりに演じあげ、ショーではゴージャスな衣装をも着こなす美しさ。色気たっぷりなパフォーマンスに目を奪われます。

そして、真風さんと相性抜群なのでは?と思えたのが、潤さんの天然っぷり。

“潤花ワールド”全開の発言に、真風さんが爆笑している姿をしばしば見かけます(笑)

大人な包容力が魅力の真風さんと、そんな真風さんにも物怖じせずに寄り添う潤さん!

衝撃的な人事ではありましたが、2人の相性の良さには納得です。

星組:礼真琴(95期)×舞空瞳(102期)

2019年に誕生した“こっとん”“ことなこ”コンビ。お二人とも主席入団者のエリートコンビでもあります。

花組から星組にやってきた舞空さん。

花組では可憐で女の子らしい印象が強かったのですが、星組にやってきてパワフルでエネルギッシュなひっとんが大爆発!

95期男役で1番最初にトップとなった礼さんに相応しい、歌にダンスにお芝居にビジュアルまで、完璧な娘役さんだと思います。

そんな“こっとん”コンビの魅力は、その美声…!はもちろんなのですが、とにかく舞空さんが礼さんオタクなところが微笑ましいです。

「琴さんがかっこよすぎて…!」と目をハートにして話す舞空さんと、「いやいや、ありがとうございます」と照れがちな礼さんがたまらなく可愛いので、そんな素のお二人の姿にも注目です。

花組:柚香光(95期)×星風まどか(100期)

2021年に誕生した“れいまど”コンビ。お互いに2人目のお相手です。

星風さんは元々、宙組で真風さんの相手役として活躍していましたが…急遽異例の人事により、花組トップ娘役へとスライド就任。かなりの衝撃的な出来事でした。

しかし、蓋を開けてみるとそれはそれはお似合いのトップコンビ。

お二人とも現代的なビジュアルなのに加え、ダンス、歌、芝居、お互いが苦手なところは上手くカバーしあって、組全体の質がグッと上がったような気がします。

トップ娘役経験が豊富な星風さんだからこそ、その娘役力にはいつもドキドキさせられます。

また、まだお互いに組が違っていたころ、柚香さんが自身のファーストブックのお相手として星風さんを指名していたり、音楽学校生時代に星風さんが柚香さんのファンだったというエピソードもあり、運命の赤い糸だった?と思わざるをえないコンビでもあります。

雪組:彩風咲奈(93期)×朝月希和(96期)

2021年に誕生した“さききわ”コンビ。

彩風さんは、雪組の御曹司とも言われ、下級生時代から大切に劇団に育てられた誰もが納得のトップスターです。

朝月さんは、花組→雪組→花組→雪組と組替えを繰り返しながらも、上級生娘役として男役を支えていました。

入団11年でのトップ娘役就任は“遅咲き”と言われることも多いですが、誰もが待ち望んだ“さききわ”コンビの誕生は大変嬉しかったです。

お二人の魅力は、お互いの確かな実力を感じる深みのあるパフォーマンス。

熟成された大人の魅力は、組全体をビシッとまとめあげています。

残念ながら朝月さんは、2022年12月に退団することが決定。

そのため彩風さんは二人目のお相手を迎えることになります。

新たなコンビの誕生も楽しみですが、残り少ない“さききわ”を存分に堪能したいと思います。

月組:月城かなと(95期)×海乃美月(97期)

2021年に誕生した“れこうみ”コンビ。月城さんは95期男役で3人目のトップスター就任となりました。

お相手の海乃さんは、入団11年目でのトップ就任の実力派。

上品な佇まいが印象的で、月城さんの正統派な雰囲気にもぴったりです。

そんな“れこうみ”コンビの魅力は、お互いがお互いを対等に、そしてしっかり信頼し合っていることが伝わってくること。

月城さんも海乃さんも、どちらかというと“静”な魅力を持つジェンヌさんです。(⇔こっとんコンビ(動))

“個”としての技術力を高めるタイプだと認識していたのですが、月城さんはどうやら海乃さんにデレデレな様子(笑)

しかも「デレデレではないです」といった表情をしながらサラリと溺愛エピソードを話されるので、心の中で「(デレデレだ…)」と思いながらお二人の仲睦まじい様子を見守っています。

気品ある“れこうみ”コンビは、月組の長い歴史の中でも愛される続けるコンビなこと間違いありません。

ここまで、5組それぞれのトップコンビをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

本当に5種5様で、どの組もそれぞれの魅力に溢れています。

ぜひ皆様も“推しトップコンビ”を見つけてみてくださいね。