宝塚歌劇団雪組公演が10/2より東京宝塚劇場にて「CITY HUNTER－盗まれたXYZ－」「Fire Fever!」が公演中です。
今公演は新トップコンビ彩風咲奈さん・朝月希和さんのお披露目公演であり、大人気漫画を舞台化したことで宝塚ファンのみならず、多方面で話題となっています。
就任したばかりのお祝いムードの中ではありますが…、トップスターになるとファンの間では任期がどのくらいになるのか噂が広がります。
トップスターになると任期の都合はご本人の意思だけでなく、劇団の意向など様々な要因が絡み合ってくるので、憶測でしかありませんが今回は彩風咲奈さんの任期がどのくらい続きそうか予想してみます！（一ファンの私見ですので、ご了承の上お読みくださいね）
彩風咲奈さんのいいところと気になるところ
【いいところ】
咲ちゃん（彩風さんの愛称）の長所は、スラっとした存在感のある長身。
宝塚の男役と言えばスーツ！スタイリッシュなダンスとの組み合わせは抜群！
特にハマり役だと思ったのは「SUPER VOYAGER!」第3章、魔女の宅急便より「海の見える街」です。
あんなに弾けて踊る咲ちゃんを初めて見たんじゃないかと思うくらい肩の抜けた雰囲気でした♪咲ちゃんのスタイル的にスーツやコスチュームものって映えるんですよね～。
スーツは宝塚の舞台で欠かせないお衣装の一つであり、見事に着こなしてカッコいいキザな男役像を体現しているところが咲ちゃんの強みでしょう。
【気になるところ】
気になるところは、咲ちゃんがいまいち推されないところって、もしかして順調すぎた部分もあるのかなって思うんですよね。
御曹司として育てられながら彩凪翔さんと彩彩コンビとして競ってるような雰囲気を一応作りながらも、平穏に追い抜いて凄まじいバッシングがあるわけでもなくしっかり番手を上げてトップスターに就任。
平和すぎますし、言葉の通りthe☆御曹司です（笑）競ってなんぼの世界でもありますので、出世争いに巻き込まれなかったのは良い点も悪い点もありますよね。
正直、私の周りには咲ちゃんのことを嫌いな人はいません。
でも大好き！ご贔屓！って人があんまりいないんですよね。たまたまだと思いますが。
それともう一つ、集客力。
実は東京公演のチケットが若干ですがまだ残っているんですよ（10/2時点）緊急事態宣言下で観劇控えをしていた影響もあるのかもしれませんが、お披露目と人気漫画を舞台化という2つの目玉があるのにまだ残っているっていうのは劇団としても頭を抱えているでしょうし、何よりご本人が気にしていそうでこちらも胸が痛くなります…。（私も観劇控えをしている身なのでお役に立てず心苦しいです）
本公演何作で退団しそう？
雪組って意外と短期のトップスターさんが多いんですよね。
あれだけ人気のあった早霧せいなさんも実は本公演5作。
別箱作品もものすごく印象強いものが多かったのでもっと長かった気がしたのですが。
望海風斗さんも「凱旋門」を入れると6作。お2人ともいわゆる通常任期でした。
どんなに人気があるトップスターさんでも必ず退団する日はやって来ますし、これからの宝塚歌劇を背負っていく未来のスターさんたちが大勢控えているので通常任期で退団する、というのは年数的にもちょうどいいとされています。
だいたい5～6作だと2年半～3年ですから、これ以上だと大人気スターさんでない限りは「ちょっと…長いな…」と感じざるを得ません。
そう考えると、咲ちゃんがそれ以上の作品を演じることはなさそうなんですよね。
通常任期でのバトンタッチが今のところの予想です。
咲ちゃんの後ろには2番手スターの朝美絢さんや路線スターの綾凰華さん、縣千さんなどが控えていますし…。
迫る朝美絢
2024年は雪組誕生100周年です。
あと3年…ということも踏まえると咲ちゃんがそこまでトップとして在籍する可能性は…あまり高いとは言えなさそう。
雪組2番手に昇格した朝美絢さんは95期・神7の一人と呼ばれ、大人気スターです。
95期の勢いもどんどん加速しているので、劇団としては雪組100周年は新体制で迎えたいのではないかと。
劇団が95期を激推し爆推ししているのは皆さんもよくお分かりかと思いますが、雪組100周年に合わせてあーさをトップにしたら話題性は十分あります。
有限だからこそ美しい宝塚の世界。
これからのことを考えると複雑な気持ちも湧いてきますが、今は彩風咲奈トップ時代を一緒に楽しみましょう♡
最後までお読みいただきありがとうございました。
