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宙組トップコンビ「まかまど」ラストデーまでのカウントダウン

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団宙組のトップ娘役星風まどかさんが専科へ組替えが発表されました。

しかしミュージックサロンが先に発表さていたこともあり、とりあえず退団ではなかったのだということに胸をなで下ろした方も多いかと思います。

が、退団ではないとしても真風涼帆さんとのペアである「まかまど」がもう今、上演されている「アナスタシア」でラストということに気が付いてしまい驚きを隠せないでいるのも事実です。

星風さんの組替えは2021年2月22日付けということですので、東京宝塚劇場での公演千秋楽翌日には、組替えがされてしまうということになります。

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早すぎるカウントダウン

つまり、花組の柚香光さんと、既に退団が発表されている華優希さんとの「れいはな」コンビよりも月組の珠城りょうさんと美園さくらさんとの「たまさく」コンビよりも雪組の望海風斗さんと真彩希帆さんとの「だいきほ」コンビよりも「まかまど」コンビの方が先に見られなくなってしまうということです。

トップさんとトップ娘役さんの最後が何も添い遂げ退団や単独退団だけではないということは、ここ数年間を見ていても充分にわかってはいることではあります。

もちろんファンにとっては添い遂げ退団が理想的であると考えておられる方もおられますが、相手役さんが単独で退団されるラストの公演で慈しむように見つめる優しい眼差しには何事にも代えがたい尊さも感じます。

ですが、今回の発表はラストの公演期間中なこともあり「これでこのペアを見ることが出来るのは最後ですよ!」というような、わかりやすい演出も特になく、そもそもレビューはない一本物なこともありフィナーレのみでは些かの物足りなさすらあります。

これまでも一本物で単独退団されたトップさんやトップ娘役さんはおられます。

最近で例を挙げるとすると元花組の蘭乃はなさんと元月組の愛希れいかさんが「エリザベート」で退団されています。

娘役さんが退団公演として娘役が演じるキャラクター名がタイトルともなっており、1人の女性の一生を物語としているエリザベートを選ばれることはよくあります。

そういう意味では今回のアナスタシアも似たところはあり、仮に星風さんが退団公演として、アナスタシアを選ばれたというのであれば納得もいくものですが、今回はあくまでも退団ではなく専科への組替え。

退団ではないにしろ、せめてもう少し前に組替えが発表されていれば…と悔やんでも悔やみきれません。

既に宝塚大劇場での公演は終盤にさしかかっており、残るは東京宝塚劇場での公演のみとなっています。

ポジティブに考えれば専科へ組替えされるということは今後、芸達者な星風さんが他組の公演や外部公演に出演される姿を観ることが出来るという楽しみはあります。

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過去にも専科へ一旦組替えされ、その後他の組へ再配属されるまでの期間外部の舞台にも出演されていたという前例がありますので可能性としては低くはないと思います。

また、その他の楽しみとしては退団より以前に発表されていたミュージックサロンを開かれるタイミングでは、既に専科へ組替えされている状態になりますのでそこに出演される星風さん以外の方は宙組の方しかいないというわけではないという、これまでにないお楽しみ要素が生まれたということもあります。

基本的にはミュージックサロンは所属されている組の方しか出演はこれまでありませんでしたので、他組の同期の方であったり音楽学校時代の分担さんが出演されるのかも…?という様々な期待もありますよね♪

過去にディナーショーではありますが元星組の紅ゆずるさんが自身の組子である面々以外にも当時月組におられた美弥るりかさんが出演されたこともあります。

逆に専科に組替えされたばかりという星風さんと同じタイミングでディナーショーを開かれ、直前に所属されておられた月組の下級生が出演されていたというケースもあります。

どちらにしても幸せそうな星風さんを観ることが出来れば嬉しいのですが、まかまどを観ることが出来るのは残り少ないという事実は揺らぎようはなく…。

お2人のファンの皆さんが最後の最後まで悔いの残らない観劇ライフを送ることができますように…。