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どれが好き?大人な駆け引きが魅力的なデュエットダンス4選

宝塚歌劇を楽しもう

皆様、お好きなデュエットダンスはいくつありますでしょうか。

私は考え出すと切りがありません。

もちろん、白い衣装に身を包んだ宝塚らしいノーブルで美しいデュエットダンスや、パステルカラーに身を包んだおとぎ話のようなデュエットダンスも好きですが、大人っぽくて、洒落た振りに見ていて楽しくなるようなデュエットダンスも素敵ではありませんか??

今回は数あるデュエットダンスの中で、筆者が選ぶ”大人な駆け引きが魅力的なデュエットダンス4選”をご紹介したいと思います!

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オーシャンズ11  2019ver

手の甲にキス×首筋キス×おでこキス×鼻ツンといったありとあらゆる萌えが詰まっているデュエットダンス。

衣装が二人共ゴールドで、振りもハード系のため、甘さ加減が絶妙で素晴らしい。

特に、一番初めの”手の甲にキス”の振りは、なんと真風さんが大階段に膝まづいてのキスのため、どこかの国の王子様にしか見えなかったです。

オーシャンズ11のデュエダンは、初演のちえねね、2013年再演の蘭蘭コンビも大人っぽくて軽快な振りが魅力的でした。

Mr.swing

ストーリー性のあるおしゃれで小粋なデュエットダンス。

音にはめてくる振り付けや、二人の仕草がなんとも素敵です。

蝶ネクタイを緩め、ボタンを開け開襟になる蘭寿さんが、大階段で蘭ちゃんのスカートの裾を掴むところから物語が始まります。

二人とも大階段に手をつき、足を組み替えるなどのシンクロした動きがなんともおしゃれです。

そして蘭ちゃんが大階段に正面から手をつき右足を上げ、軽快な音楽に合わせて蘭寿さんがその右足を鍵盤のように手を這わせていたのが非常にアダルティでした。

最後はキスシーンもあり、ハッピーに終わると思いきや、結局は女性にあしらわれて去られてしまうというストーリー展開も楽しめました。

ここまで大階段を利用した小粋なデュエットダンスもなかなかないので、当初はかなり話題になっていましたね。

ロミオとジュリエット 2013ver

「愛ゆえに」のナンバーから。

娘役がショートカットのカツラをかぶるのはあまりないことですが、ねねちゃんの金髪ショートカットが、お顔の小顔さを更に強調しておりあまりにも素敵でした。

ダンサー同士でないと踊りこなせないような難易度の高い振りに、息の合ったポージング。

序盤に一度キスシーンもあり、最後に銀橋でもちえさんがねねちゃんの顔を包み込みキスしかけるような振りが官能的でお二人の横顔が美しかったです。

D”ramatic S!

だいきほコンビのプレお披露目公演。

「Dancing in the dark」という大人なジャズバラードをしっとりと歌いながら雰囲気たっぷりに踊るお二人が素敵でした。

“夢の中で踊る、どうかこのまま覚めないで、夜は続き君と踊る、dancing in the dark…”

歌詞までもが素敵で、私たちファンが、お二人を見て感じる気持ちを表してるような素敵な訳詞でした。

序盤はしっとりと、ラストに近づくにつれ洒落たリズムに心地良さそうに踊る姿が印象的でした。お二人の退団公演のサヨナラショーでの演出には、このデュエットダンスも入っており、まさに歌詞のように”どうかこのまま覚めないで”と願ったファンはきっと私だけではなかったことでしょう。

いかがでしたでしょうか。

皆さまのお好きなデュエットダンスはありましたでしょうか??

作品の魅力、組の魅力、トップコンビの魅力、全てが詰まったデュエットダンスを今後の作品にも期待していきたいですね。