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宝塚歌劇団と乙女ゲームの相性の良さ

宝塚歌劇を楽しもう

「『伯爵令嬢』-ジュ・テーム、きみを愛さずにはいられない-」、『天(そら)は赤い河のほとり』等、胸キュンな少女漫画と宝塚歌劇団の相性って最高に良いですよね。

まるで少女漫画ヒロインのような可憐で美しく庇護欲を煽ってくるような娘役という存在も勿論ですが、男役さんの絵に描いたようなイケメンっぷりそして誰もが憧れるヒーローっぷりは正に少女漫画そのもの。

で!す!が!

世の中にはそんな少女漫画の更に上をゆくジャンルが存在するのです!

それが乙女ゲーム!

宝塚には及びませんが乙女ゲームも歴史のあるジャンル。

今や星の数ほどある作品ですが、今回はそんな中から各組に演じて欲しい作品を独断と偏見で勝手にご紹介させていただきます。

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花組 AMNESIA

柚香礼さんと言えばツンデレ、ツンデレと言えば柚香礼さん、くらいの方程式がヅカオタの中では出来あがっているのではないかと思います。

こちらは乙ゲーなのですが割とシリアスなシーンが多く、主人公が記憶喪失になっている状態でストーリーが展開していきます。

様々な事件に襲われていくその真の理由と彼の抱えている真実が明かされていく…といった内容になっています。

月組 華ヤカ也、我ガ一族

麗しい、そして高貴なお顔の持ち主である月城かなとさん。

帝国一の富豪と呼ばれる一族の若き兄弟達の覇権争いに意図せず巻き込まれてしまった主人公。

田舎の一般家庭育ちであるが故に最初は見下されたり人間として扱われなかったりと散々な仕打ちを受けるも、反骨精神と持ち前の明るさで屋敷の人々を巻き込みながらも成長していく…といったお話です。

ラストには一体兄弟の中で誰が跡継ぎとなるのか、という恋愛要素以外にもドキドキ要素が詰め込まれた作品です。

雪組 薄桜鬼

もはや乙ゲーと言えば!な金字塔とも言われる作品。

和物の雪組には是非この薄桜鬼をやってほしさしかないです…!

「星影の人」では桂小五郎を「るろうに剣心」では斎藤一を、「誠の群像」では山南敬助・榎本武揚をとなにかとこの時代にも馴染みのある彩風咲奈さん。

京都へ行ったきり連絡がつかなくなってしまった父を探しに上京した主人公。

しかしそこで見てはいけない新撰組の秘密を目撃し捕らえられてしまう。

けれども実は新撰組もとある理由で主人公の父親を探してたことから利害が一致し性別を偽り新撰組に所属することになるが…という、ありがちな設定のようですが生きるということそしてその生きる意味について深く語られている作品になります。

星組 JACK JEANNE

今作の中では唯一の学園ものになります。

実は声優として元星組男役の七海ひろきさんも出演されておられるこちらの作品は、まるで宝塚歌劇団の逆バージョンとも言える設定となっています。

男性のみで構成される劇団が運営している学園の元スターであった主人公の兄。

そんな兄が劇団に入団する直前姿を消してしまいます。

兄を探したいけれども家も困窮状態にあり路頭に迷っていたところに学園長から性別を偽り入学を勧められる。

兄の行方を捜す可能性を求め、そして入学すれば生活が保証されるということもあり入学するも多くの課題に追われ更には兄譲りの才能を求める争いにも巻き込まれ…といったストーリー。

礼真琴さんにバッチバチに踊って欲しいという欲望にまみれたセレクトです。

宙組 ハートの国のアリス

タイトルからお察しのことかと思いますが、不思議の国のアリスモチーフのこちらの作品。

が、このアリスは夢見がちと言うよりもかなりのリアリスト。

ある日兎の耳を生やした男に連れ去られ強制的にハートの国へとやって来てしまったアリスは私達の知っている不思議の国とはなんだかちょっと違うハートの国の住人達の領土争いに翻弄させられます。

気怠げな帽子屋の真風涼帆さんが見たい…!かなり…!!

ゆるゆるふんわりな可愛らしいストーリーではなく、アリスがリアリストになった所以やそれぞれのキャラクターの抱える事情等、乙ゲーにしてはかなりダークな部分もありますがそこも込みで楽しめるゲームです。

実は星組さんのJACK JEANNE以外は全て既に舞台化もされている作品ばかり。

つまりは可能性としては充分にありえる…!と勝手に踏んでいるわけなのですが、いずれにしても主人公・数多の男性キャラクターの他にも魅力的な女性キャラクターも沢山いる作品ばかりですのでいるか宝塚でも見られるといいな…と妄想しつつ今回は終りにしたいと思います。