宝塚歌劇団花組の華優希さんの退団発表で凹んでいたところに、今度は宙組の星風まどかさんのミュージックサロンが発表され、皆さんのお心がかなりざわついている頃かと思います。
ミュサロはあくまでも目安ではありますが、退団間際のトップ娘役さんが行なうイベントとしても考えられるため、どうかそうでないで欲しいと願うばかりですね…。
実は現在退団発表されているトップさんが5名、つまりは現在のトップ、娘役トップさん10名の半数が退団される予定であるということなんです。
1/2の確立でトップが退団するだなんて、その確立の良さはここで発揮して欲しくないですね…。
仮に星風まどかさんが退団される可能性を加味すると半数以上の確率になるわけですから、皆さんの心中が地の底を這うようなテンションになる可能性は大なわけで…。
そうならないことを祈るばかりです。
さて、ここで改めて退団されるトップさん達の発表時期と退団予定日を比較してみましょう。
現在のトップさんの退団発表と予定日
花組
華優希さん 発表日：2020年11月18日 退団日：2021年7月4日
月組
珠城りょうさん 発表日：2020年3月16日 退団日：2021年8月15日
美園さくらさん 発表日：2020年3月23日 退団日：2021年8月15日
雪組
望海風斗さん 発表日：2020年2月17日 退団日：2021年4月11日
真彩希帆さん 発表日：2020年2月17日 退団日：2021年4月11日
改めて羅列してみると、珠城さんと美園さんの退団よりも華さんの方が早いの？！と驚きませんか？
月組と雪組に関しては当初発表されていた日程よりコロナウイルスの影響により変更となったことはあるのですが…。
本来であれば珠城さんと美園さんは2021年2月14日に、望海さんと真彩さんは2020年10月11日には退団されている予定だったのが、半年程予定がズレたことはありますし、退団の予定が変更になったとはいえども、結局その間公演はなかったわけですし入出待ちは未だにありませんからご贔屓さんに会えていないことには変わりはありません。
ですがご贔屓さんがまだ宝塚歌劇団に所属している、タカラジェンヌであるという期間が少しでも長いというのは嬉しくもあるものです。
どちらにせよ、遅かれ早かれ退団することには変わりはないのですが、退団までの期間が長いか短いかで心の準備や整理の進捗は左右されるものかと思います。
元々はトップさんたちの退団発表から退団日までの期間はいつも今回の華さんのパターンだったわけですから、これまでの方々のことを思うと当たり前のことではあるのですが…。
それでもどうしても華さんよりも前に退団発表をしたはずの珠城さんや美園さんの方が退団日が後というのは気持ち的にモヤモヤしてしまいますし、華さんのタカラジェンヌであるお姿をもっと観たかった、という欲が出てきてしまいます。
珠城さんのことも美園さんのことも、そして華さんのことも好きだからこそのこのアンビバレントな心情は一体どこにぶつけたらいいのやら…。
とりあえず皆さん辞めることを一旦辞めてみませんか？と提案したくなるものです。
また、トップさん以外にもトップさんと一緒に退団される方々が既に雪組のみ発表されています。
トップさんが退団される場合にのみ行なわれるサヨナラショーですが、一緒に退団される方々も同じくショーにてピックアップされるので嬉しい反面、トップスターさんと同じタイミングで退団されるとなると通常以上にチケットが獲得しにくいというデメリットもあります。
これまでの流れと同様であればもちろんライブビューイングやオンラインでの配信もあるかとは思うのですが、やはり実際に劇場で観る以上の喜びはないですよね。
全ての皆さんが観ることは難しいかもしれませんが、全ての皆さんがご贔屓さんのタカラジェンヌ人生最後のこれ以上ない素敵な姿を目に焼き付けて悔いのないような応援が出来ることを心から祈っています。
それから、トップさんの退団の日まで公演の中止がないことを祈るとともに、どうか退団の日までに、退団の花道を見送ることができますように。
