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雪組の彩みちるは娘役トップになれるか?

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団雪組の現トップスターの望海風斗さん、真彩希帆さんの退団公演が1ヶ月後に迫り、いよいよ雪組も集大成へ差し掛かりました。

望海さんがトップスターへ就任しお披露目公演の頃、娘役では朝月希和さん、星南のぞみさん、彩みちるさん、野々花ひまりさんがお芝居やショーの中で目立った活躍をされていたように思います。

その中で朝月さんは次期トップ娘役への就任が決まりましたね。

今回はお芝居に定評のある彩みちるさんについて、今までの活躍と今後トップ娘役に就任することが出来るのかを予想してみたいと思います。

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彩みちるさんのプロフィール

まずは彩みちるさんのプロフィールについてご紹介します。

99期生。(→99期生一覧
初舞台は2013年雪組公演「ベルサイユのばらーフェルゼン編」でした。

その後組回りを経て雪組へ配属となります。

2015年「星逢一夜」で新人公演初ヒロイン

2016年「るろうに剣心」で二度目の新人公演ヒロイン

2019年「壬生義士伝」で三度目の新人公演ヒロイン

2016年「ドン・ジュアン」東上公演初ヒロイン

2017年「CAPTAIN NEMO」で二度目の東上公演ヒロイン

通算5回のヒロイン経験があり、娘役の中でもかなりヒロイン経験が豊富です。また本公演の中でも重要な役を任されることが多くありました。

彩みちるさんの魅力

彩さんはどんな役もこなすことができる演技派の娘役さんです。

ルパン三世や壬生義士伝では子役を演じていましたが、幼さを出すのが上手でどちらもしっかり子供に見える演技をされていました。

子役の中でも一番印象的だったのが「るろうに剣心」の弥彦です。

もう少年にしか見えません!やんちゃで勝気な少年弥彦がそのまま漫画の世界から飛び出してきたかのような演技に、こんなに子役が上手な娘役さんがいるんだなぁ~としみじみ感じてしまった程でした。

一方でヒロイン経験も豊富な彩さん。

新人公演初ヒロインを務めた「星逢一夜」ですが、早霧さん咲妃さんコンビはその演技力から悲劇感がひしひしと伝わってくるお芝居でした。

彩さんと主演の月城さんコンビは悲しさの中にも温かみのある演技をされていて、また違った晴興と泉を堂々と演じられていました。

それぞれのヒロインをこちらが引き込まれる演技で魅了する彩さんですが「ひかりふる路」では沙央さんの妻役、凱旋門では朝美さんの幼馴染役をされていました。

ひかりふる路では革命時代に生きる強い女性を、凱旋門では戦時中に幼馴染を支える優しい女性を演じていて、その役の人となりが想像できる素敵なお芝居でした。

トップ娘役の可能性について

彩さんはお芝居では誰にも負けない演技力と魅力がたくさん詰まった娘役さんだと思います。

しかしトップへ就任するとなれば、歌唱力やダンスも重要になってきます。

もちろん過去トップ娘役に就任された方の中には、三拍子全てが揃っている方ばかりではありませんでした。

しかしそれぞれ多少の欠点がありつつも、それを感じさせないだけのカバー力を持ち合わせていたからこそ、申し分ないトップであったのだと思います。

彩さんはレビューの中でも目立つ場面へ出られていることが多くあり、ダンスもかわいらしく踊られている印象があります。なので残すは歌唱力になってくると思います。

劇中ソロで歌うことも多い彩さんですが「歌の雪組」と言われる程、現在の雪組はトップコンビの歌唱力がずば抜けているのでそんな呼ばれ方をされていますね。

組子の歌唱力を見てもやはり他の組に比べレベルが高いと思います。

もちろん彩さんもそう感じますが、歌によっては少し高音が苦手なのかなぁ~と感じることがあります。

そこを少し克服すればこれだけの演技力を身に着けているので、トップ就任は十分にあるのではないでしょうか。

まとめ

雪組は次期トップコンビも既に決まっている為、このまま雪組生としてトップ娘役に就任することとなれば、朝月さんの就任期間にもよりますが2~3年後辺りでチャンスが巡ってくるかもしれません。

もちろん他組へ異動されて就任という可能性もあります。

彩さんは現在研8です。

トップ娘役就任は比較的若手の娘役がなる印象があります。もちろん今回の朝月さんや、花組元トップ娘役の仙名彩世さんのように経験を積まれ中堅の学年になってから就任される方もいます。

トップ娘役退団が発表されている月組、花組については、まだどちらも次期娘役が発表されていません。

もちろん他にも素敵な娘役さんはたくさんいるので、どなたが就任してもおかしくないですが、経験を積まれ演技に益々磨きのかかった彩さんには是非、トップ娘役に就任して頂きたいです。