宝塚男役OGファンのためのテレビドラマ?地上波でアップで観られる!
2022年10月20より深夜0:25から宝塚歌劇団OGの七海ひろきさん主演のドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』がスタートします。
なんと如月蓮さん、瀬戸かずやさんも共演者としてご出演されます!
原作はイラスト、漫画、小説を投稿できるpixivで掲載されている同名漫画です。
また、ガンガンONLINEのアプリをダウンロードすると一話から無料で読むことができます。
あまり女子との縁がない大学生活を送っている常盤(トキワ/井上想良)&浅葱(アサギ/小西詠斗)&萩(ハギ/増子敦貴)の3人が、大学院生の蘇芳(スオウ/七海ひろき)に合コンに誘われ行ってみると、そこには超絶キラキラオーラを纏ったイケメン3人、蘇芳&藤(フジ/瀬戸かずや)&琥珀(コハク/如月蓮)がいて…大学生男子3人は女の子に慣れておらず、イケメン男装女子に振り回されるというストーリーです。
もうプロモーション動画だけで、おもわず拝みたくなるシーンばかりです。
瀬戸かずやさんも退団後、コンサートや舞台出演など活動を始められていますが、こんなに早く、しかも地上波でお目にかかれるとは!
そして、如月蓮さんも!
3人も宝塚OGを起用するなんてなんて素晴らしいドラマだと思うファンの方も多いと思います。
あてがき(役者や演じる人を決めて作られる脚本)か?と思うぐらい、男装麗人にふさわしいキャスティングだと思います。
刀剣乱舞の世界に宝塚OG大量出演!
きっかけは七海ひろきさんの細川ガラシャか?
刀剣乱舞は、2015年に発売されたゲームです。
刀が擬人化した刀剣男子を育成していく、歴史シュミレーションゲームです。
ゲームを原作として、ミュージカル、舞台、映画化されてている大人気コンテンツです。
舞台、ミュージカルは若手俳優の登竜門となっており、2020年七海ひろきさんが初の女性キャストとなり話題になりました。
最新作は2023年上演予定の『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語です。
2022年5月に七海ひろきさん彩凪翔さんの出演が発表され、8月1日には、綾 凰華さん、麻央侑希さん、澄輝さやとさん、汐月しゅうさん、瀬戸かずやさんの出演が発表されました。
男役OG大集合です。
本編とは時間軸が違うそうなので、今までの刀剣乱舞の世界をたもったまま、宝塚OGの大量起用は刀剣乱舞の新しい試みだと思えます。
七海ひろきさんの活躍について
宝塚歌劇団を退団された男役さんはミュージカルやドラマで活躍される方も多いですが、七海ひろきさんは、宝塚の男役の雰囲気を上手く活かしながら活動の幅を広げるという稀有なタレントさんです。
ライブ、声優、舞台と活動の幅も広く、YouTube、LINEなどのSNSを使ったプロモーションも多くあり、ファンにとっては嬉しい限りです。
LINEはお友達登録すると、恋人っぽいメッセージが届きます。
男役を活かす事で成功する神秘性
2022年7月-8月上演の『ゲゲゲの鬼太郎』では天邪鬼-リン役を演じられていますが、妖怪なので性別が曖昧で、異世界感を上手に表現されています。
刀剣乱舞のような異世界の物語だからこそ、男役としての演技、メイク、歌唱力が活かされると思います。
深夜ドラマ枠は、動画配信アプリが定着し、深夜に見たり、録画せずに視聴が可能です。
たとえば『おっさんずラブ』などボーイズラブ作品も大ヒットしたりと、とても可能性のある時間帯です。
この時間帯のドラマを足がかりにどんどんテレビの世界でも拝見出来ることを期待してしまいます。
宝塚歌劇団退団後、引き続き芸の道でお目にかかれるのは、ファンとしてこれ以上の喜びはありません。
しかも2.5次元の舞台、男装女子と新たな分野を次々と開拓し、芸能界という激しい椅子取りゲームの世界で、自ら椅子を作って座っちゃうような、七海ひろきさんのプロデュース力は、本当に目が離せません。
2.5次元やアニメの舞台化などエンタメコンテンツがどんどん多様化し、男役を活かした活躍の場も増えていくと思うので、男役の雰囲気を残しつつ活動されるOGがこれから登場される事を期待します。
ライター・さんなん