あけましておめでとうございます。
今年も宝塚ブログ・宝塚ノートをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年はコロナウイルスの影響もあり年末年始も外出を控える、という方も多くおられることと思います。
そんな時は自宅に溜まりに溜まっている宝塚歌劇のDVD/Blu-rayを見たり、GRAPHや歌劇を読んだりして、のんびりしたお正月を過ごしています。
その中でも今回は「宝塚おとめ」を読んでいて、お正月らしいおめでたい文字が名前に入っているタカラジェンヌさん達をご紹介させていただきます。
寿【ことぶき･じゅ】
- ことばで祝うこと。その祝いのことば。また、祝うべきめでたい事柄。
- 命が長いこと。長命。長寿。
星組 天寿光希さん
91期生として主席入団された天寿さん。
そのあまりにも整った容姿からロイヤル系とも名高いお方です。
もちろんビジュアルだけでなく演技派でギャグ系から泣かせる演技まで幅広くこなすことが出来る、なくてはならない存在でもあります。
身長は男役さんにしては167cmと小柄ではありますが、舞台上ではそんなこと気にならないくらいの存在感を発揮していることでも目を惹きます。
そんなかっこいい男役さんな天寿さんですが、集めている品が天使グッズという可愛らしい一面も！
ファンにとって嬉しいことってそういうギャップだったりするんですよね…。
わかっていらっしゃる…！！
次回作である「ロミオとジュリエット」では舞空瞳さん演じるジュリエットの父親であるキャピュレット卿を務められる予定です。
2013年に上演された作品では元星組男役スターさんの壱城あずささんと役代わりでパリスとマキューシオを演じられておられましたので、全く違うポジションというわけです。
今度はどんなキャピュレット卿を見せてくださるのかワクワクします。
宙組 組長 寿つかささん
76期生であり宙組の組長さんである寿つかささん。
群舞で色気ダダ漏れの男役さんがオペラグラスに入ってきて「あれは誰…？！」とよく見てみるとすっしぃさんだった、なんてことがよく起こるのはきっと私だけではないと信じています。
宙組トップスターさんである真風涼帆さんがすっしぃさん付きであったということもあり、お2人がとても仲が良い様子がお稽古動画やスカイステージの番組からも伝わってきますよね。
既にすっしぃさんも真風さんもかなりの上級生さんですが、仲睦まじい様子を見ているとなんだか微笑ましい気持ちにもなれます。
好きな色にゴールドと紺をあげているところからも、いつまでもギラギラとした男役さんであるという心意気が伝わってきます。
現在は「アナスタシア」にてマリア皇太后役と女役さんとして出演されていますが、次回作では是非またかっこいい男役さんのお姿を拝めることを願っています。
初夢【はつゆめ】
新しい年を迎え、最初に寝た日の夜に見る夢のこと。元旦から2日にかけて見た夢。
花組 初音夢さん
105期生とこれまでご紹介したお2人と比べるとかなり初々しい初音さん。
お名前の中に単体で「初」「夢」と入っている方は他にもおられますし、読み方は「はつねゆめ」さんになるのですが、お1人の名前の中で「初夢」と入っているのは初音さんのみなのでご紹介させていただくことにしました。
入団時の成績は15番目、花組の中では5番目になります。
下級生さんな上に今は新人公演も中止されている状態ですので中々活躍するお姿を拝見することができないのが残念です…。
ちなみに、おとめにて演じてみたい役として雪組公演「星逢一夜」の泉をあげられています。
元雪組トップ娘役さんである咲妃みゆさんが演じられた上田久美子先生が手掛けられたオリジナルストーリーですが、とにかくどこをどうとっても救いようもないくらい美しくも哀しいストーリーの中でも泉はヒロインとしてもストーリーの鍵としても大切な存在でした。
その泉を演じてみたい役としてあげておられるということは、初音さんは演技に力を入れているジェンヌさんなのかな…？と予想することが出来ます。
いつか舞台上で演技派としてご活躍されるお姿を観てみたいものです。
他にもタカラジェンヌさん達のお名前は皆さん煌びやかでとにかくおめでたい文字がたくさん入っていて見ているだけでなんだかありがたい気持ちになります。
今年は例年と違いお家でお正月をまったりと過ごす方が多くおられるかと思います。
そろそろ映像を見るのも疲れたな…と感じられている方は是非、改めて宝塚おとめを読み込んでみるのもいかがでしょうか？
さて、本日は宝塚歌劇団月組公演の千秋楽ですね。
2021年の始まりの時に、とても好きだった「ピガール」が終わってしまう寂しさを感じている今です。
