雪組公演「蒼穹の昴」がいよいよスタートし、一気に季節の変わり目を感じますね。
おうち時間の制限も緩まりつつあり、観劇に足を運ぶ方も多くなってきたのではないでしょうか。
本日は、「友人と一緒に語り合いたい！」をテーマに、宝塚歌劇の作品をピックアップしてみました。
何かの参考にしていただけると嬉しいです。
雪組2018年「ファントム」
まずは、宝塚のみならずミュージカル界でも傑作と言われる「ファントム」。
まだ真彩さんと望海さんがコンビを組まれていない時代に、真彩さんが「望海さんとファントムをやりたい！」とおっしゃっていたのが叶ってしまったという、だいきほファンにとっては運命的な作品でもあります。
外部ミュージカルや劇団四季など、様々なカンパニーで公演されている作品でもあるので、他のカンパニーと比較しながら見るのも楽しいかと思います。
とにかくだいきほの歌声を浴びれる夢のような作品だったなあ、と見返す度に思い直しています。
また、朝美絢さんと彩凪翔さんがまさかの役替り！
イケオジと好青年を見事に演じ分けていますので、どちらがタイプ？と話し合いながら見るのもいいですね。
花組2020年「はいからさんが通る」
宝塚を見たことがない友人が、「宝塚の動画見たよ！」と言って差し出してくるのが、決まって「はいからさんが通る」の映像なのは一体なぜなんでしょうか（笑）
ラストシーンのキスシーンや、ソファで少尉が詰め寄る場面、酔っぱらった紅緒をおんぶして帰る場面…とにかく女性が憧れる胸キュンシーンが詰まっているため、思わずキャッキャと女子会のような気分で見てしまいます。
柚香さん、水美さん、瀬戸さんと全く違ったタイプの男役3人をしっかり堪能できるのもいいですよね～！
後半は重たい場面もありますが、ラリサに感情移入したり、紅緒の強さにグッと来たり…感情がジェットコースターになりつつ、共感しながら楽しめる作品だと思います。
宙組2020年「アナスタシア」
既に懐かしい、まかまどラストの宙組作品「アナスタシア」。
一本物ですが、あっという間に時間が過ぎ、歌も衣装も大好きな作品です。
メインの登場人物が特徴的で、ストーリーも分かりやすく、宝塚初心者の方にもとってもおすすめです。
見れば見るほど「ここ！」と言うポイントが増えてきたり、真風さん演じるディミトリの些細な仕草や視線にときめいたり…。
「今のところ！」と巻き戻しながら楽しみたい作品でもあります。
映像もとっても美しいので、カラオケなどでプロジェクターを借りて見るのもいいかもしれません！
自分にもこんな王子様が現れたら…と乙女心がくすぐられてしまいます。
・月組2022年「今夜、ロマンス劇場で」
完璧なストーリーと、演者にぴったりのキャラクター、笑って泣けるロマンス劇として好評だった「今夜、ロマンス劇場で」。
お芝居でこんなにも笑いと涙が共存しているなんて…！と驚いた記憶があります。
私はソロ観劇でしたが、観劇後は「誰かとこの気持ちを共有したい！」という気持ちでいっぱいに。
原作ファンと見るも良し、坂口健太郎さんファンと見るも良し、もちろんヅカオタ同士で見るも良し…「この時の美雪は実はこうだったのかも…」と描かれていないところまで妄想しながら見たい作品です。
舞台では再現できなかった映画のシーンも沢山あるので、「舞台でやっていたらこうだったかも！」とこれまた妄想を繰り広げてしまいそうです（笑）
・星組「食聖」
体感時間5分！個性が強すぎるキャラクターとスピーディーなストーリー展開の「食聖」！
これこそ「巻き戻し機能が欲しい…」と何度も思った作品です。
とにかく見たい人が多すぎる！！！といつも頭を悩ませていました。
皆さん、「パラダイスプリンス」の存在を覚えていらっしゃいますか…？
瀬央さん、天華さん、天希さん、極美さん、天飛さんという何とも豪華なメンバー！
こんなにイケメンが揃っているのにどうして売れないの？とヅカオタ全員が思っていた アイドルグループです。
パラダイスプリンスだけで話が盛り上がるところですが、じれったすぎる恋愛模様、親子関係、ライバル関係…と、とにかく同時進行でビュンッとストーリーが進んでいきます。
下級生までお役が付き、見どころ盛りだくさんなので、ぜひとも「ここに私のご贔屓が！！」と画面を指さしながら楽しみたいです（笑）
ここまで、5作品を紹介しましたがいかがだったでしょうか？
最近は感染予防対策で一人観劇が続いているので、一日も早く幕間に感想を話し合える日が来たらいいなあと願っています。
