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ハウステンボス歌劇団を見て感じた宝塚歌劇団の強み

宝塚歌劇についての雑記

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宝塚の強み①専用劇場の立地

宝塚大劇場のある本拠地宝塚市は、田舎ではあるものの電車乗り換えなしで大阪梅田から約30分で辿り着ける高アクセス。

宝塚市で下車してから大劇場までの道のりも、徒歩5分くらいですし、何より街全体がテーマパークのようなので、歩くのが全く苦ではないです。

第2のホームグラウンドである東京宝塚劇場は日比谷のど真ん中で、お仕事帰りの会社員などもそのまま観劇可能という最高の立地です。

一方で、歌劇ザ・レビューのホームグラウンドはハウステンボス内にある「MUSE HALL」。

そして、福岡県福岡市にある「歌劇ザ・レビューシアター」

MUSE HALLに関してはハウステンボス利用客をそのまま呼び込めるものの、福岡の劇場に関しては最寄駅の千早駅から15分のバス乗車も必要とのことなので、なかなか新規客への勧誘が難しいのではないかと感じました。

宝塚の強み②コストパフォーマンス

歌劇ザ・レビュー観劇の際のメリットしては「ハウステンボス入場料だけで、歌劇が無料で見れる!!」ということなのですが、逆に「ハウステンボス入場料を支払わないと観ることができない」とデメリットになっているようにも感じました。

ハウステンボス入場料は1日7000円しますので、歌劇だけが目当てであれば宝塚歌劇の最安値:2000円(2階17列のみ)と比べるとかなり高く感じます。

コアなファンになればハウステンボスの年間パスポート(22000円)購入などで、メリット面が強くなっていくと思いますが、コアになるまでのファンの一歩手前などの方だと都度都度入場料支払いが負担になるように感じます。

いっそのこと、ハウステンボス入場口からMUSEHALLまでの歌劇専用ルートなどを設けてチケット代だけの支払いで観劇するようにできればコアファン獲得に繋がりそうだなと感じたのですが、そうなるとハウステンボス自体の集客率も下がるでしょうし難しそうですね。

あと、もう一つの専用劇場である福岡の「歌劇ザ・レビューシアター」ですが、こちらのチケット代に関しては全席大人4500円、高校生以下4000円という価格設定になっています。

宝塚的にはちょうどB席と、A席の中間地点のような価格設定で比較的手が出しやすい価格です。

ただ、少し気になった点が”公演時間が割と短い”ということです。

お芝居+ショーでも、休憩時間抜きで1時間半ほどだけの上演なんです。

普段、2時間半上演時間がある宝塚歌劇を見慣れている宝塚ファンからすると結構短く感じるかと思います。

この辺りを踏まえた上で価格を見比べた時に、1時間半で4500円の歌劇ザ・レビュー、2時間半で最安値:2000円の宝塚と考えるとコスパ的に宝塚は優れているなと感じます。

あくまで価格設定だけのコスパを比較した意見となるので、それとは別に歌劇ザ・レビューはどのお席でもSS席や、S席並みの近さでスターさんを見られるというメリットも大きいと思います。

今回、ハウステンボス歌劇団と宝塚歌劇団の違いに触れつつ、改めて感じた宝塚の強みなどを述べましたが、どちらの劇団も本当にそれぞれが違う持ち味を持っています。

特に、現在はコロナ禍の影響でジェンヌさんとの交流が激減してしまった宝塚ですが、スターさんとの距離の近さを感じれる空間がハウステンボスにはありました。

ぜひ、一度宝塚をお好きな皆さまもハウステンボスまで足を運んでみてはいかがでしょうか?

きっと、素敵な”歌劇”の世界が長崎の地でも待っています。