またもや哀しいお知らせが我々の元にやってきてしまいました…。
2022年8月8日に第56回『宝塚舞踏会』の開催見送りが発表され、やはり組を跨いでの公演というのは難しいのか…と凹んでいたところでした。
しかし、まだ私達にはタカラヅカスペシャルがあるんだ!と意気込んでいたのがもはや懐かしさすらあります。
大変…大変残念ながら先日タカスペの開催見送りも発表されてしまいました。
本来開催されるのであれば雪組さん以外の4組それにプラスして恐らく専科さんの中からも数名ご出演される予定だったのではないかと思います。
もちろん最高に多かった時期に比べると宝塚も公演中止や延期の頻度は肌感覚ではありますが少なくなってきたのではないかと思います。
宝塚舞踏会やタカラヅカスペシャルのような普段の公演ではありえない組を跨いでのスターさん達の共演が見たかった…というのは正直なところの本音ではないかと思います。
特にご贔屓さんが退団を控えておられるファンの皆さんにとってはタカスペで輝くご贔屓さんを観たかったですよね…。
ですが何よりもそれよりも普段の公演が滞りなく上演できる状態にあることが最良ですし、それ以上にタカラジェンヌさん達が心身共に健康体であってもらうことがなによりもファンにとっては切に願うことですよね。
哀しい気持ちはグッと抑えて今上演されている作品や、これから上演される作品を思い思い最高に楽しむことが今私達にできる最大の劇団やジェンヌさん達へのエールにもなるかと思います。
チケット難の宙組公演
現在上演されている宝塚大劇場での大盛況を見せてくれた宙組公演『HiGH & LOW -THE PREQUEL-』は勢いそのまま東京宝塚劇場でもチケット難の悲鳴が聞こえてきています。
トップ娘役退団公演の雪組公演
そして宝塚大劇場では今作での退団を控えている朝月希和さんがご出演されている雪組公演『蒼穹の昴』。
今年1番の超大作とも言われているこちらの作品、原作はかなり長いのですがそれがわかりやすく且つ面白く纏められており原作未履修の方でも充分楽しめる作品となっています。
再演作品で全国ツアー中の花組公演
そして全国ツアーでは花組公演『フェレンツェに燃える』。
宝塚らしい作品とも言える本作はなんと47年ぶりの再演!
柴田侑宏先生の作品を今回は大野拓史先生が演出を手掛けられておられ、初演とはまた違った演出にも注目です。
そして同じく花組公演『殉情(じゅんじょう)』はこれまた再演となっています。
久しぶりのバウ・ワークショップ形式というわけですが、過去作品で主演を演じられた3人中2人がトップスターさんになられており、既に帆純まひろさんは終了しており、残りの公演は一之瀬航季さんが主演を演じられるとのことでお2人の今後にも期待が高まる抜擢となっています。
上演はまだされていないものの星組さんは11月12日より『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』が宝塚大劇場にて、月組さんは全国ツアーで11月18日より『ブラック・ジャック 危険な賭け』外箱小劇場にて11月21日から『ELPIDIO(エルピディオ)』が予定されています。
いずれも公式でのチケットはほぼ完売状態となっていますが、中にはライブビューイングがある作品もありますし他にも配信で見ることが可能となっていますので是非各々できる範囲でのエールを送って劇団とご贔屓さんとそして自分自身を元気づけていきましょう!