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真風涼帆退団発表後の東京公演は涙・・観劇レポ

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚ファンの皆さん、こんにちは。

今日は退団発表がされてから順調に東京公演をこなす、宙組『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』-心のままに-の観劇レポをしたいと思います。

宝塚大劇場公演中に、ゆりかさん(真風涼帆)の退団発表がされるだろうと噂されていただけに、発表後の東京公演はまた違う感じ方をしてしまいました。

そこを踏まえながら、宙組東京公演について語っていきたいと思います!

※ここからはネタバレ、個人的な見解を含みますのでご注意ください。

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One Day, One Life timeの楽曲が真風涼帆と潤花退団を感じさせる

第1幕のシーンで、主人公のコブラ(真風涼帆)とカナ(潤花)が、形あるものに終わりはあるとし、この“One Day, One Life time”を歌いあげ、1日1日の大切さをとき、また新しい朝がくることを歌いあげるシーンは、退団を決めた2人と重なり、切ないような、悲しいような、寂しいような、何とも言えない気持が心の奥からこみ上げてきました。

宝塚大劇場公演では、物語のワンシーンとして捉えていましたが、東京公演で改めて見ると、涙が出そうになりました。

曲調もどこか儚さ、切なさを含んでいるように聞こえるので、皆さんも注目して聞いてみてください。

潤花を送り出した後に始まる真風涼帆の第17条を見ると涙がこらえきれない

ゆりかさん(真風涼帆)、キキちゃん(芹香斗亜)、かのちゃん(潤花)の三角関係のシーンが終わると、ローマの旅を終えようとするシーンに変わります。

そのシーンはとても爽やかで、男役のトップスターとして宙組を牽引してきたゆりかさんの集大成のような雰囲気をまとった、素敵な場面です。

しかしそれは、ゆりかさんと潤花が退団することを私たちファンに感じさせるシーンでもあります。

ハンカチに目をあてて泣いている他のファンの方達を見ると、退団を尊重する気持ちと、まだこれからも宝塚の舞台で観ていたい気持ちが複雑に絡みあい、寂しさが募ります。

そんな私達の姿が舞台の上から見えるのか、ゆりかさんの優しい微笑みがファンの気持ちを察してくれているかのようでした。

就任期間を考えれば、退団時期なのかもしれませんが、まだまだ“まかじゅん(真風涼帆&潤花)”コンビを観ていたいと思ってしまいます。

瑠風輝と鷹翔千空にたくましさを感じる!

大ラスの華やかなカプリチョーザフィナーレの時、まだ涙しているファンを気遣っているかのように、銀橋に立つ瑠風輝君と鷹翔千空君が、たくましく男役らしく赤いスーツ姿で華やかに踊る姿は、未来の宙組を楽しみにさせてくれます。

きっとゆりかさんの退団は、2人にとっても悲しく寂しいはずです。

それを払拭するかのようにフィナーレを盛り上げる2人に、これからも注目していきましょう!

新人公演後に亜音有星君が流した涙

10月27日に宝塚大劇場公演に続き、東京宝塚劇場でも新人公演が行われました。

フレッシュさを残しつつ、立派に『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』を演じ切っていましたね。

その公演の舞台挨拶で、涙を流しながら、ゆりかさん(真風涼帆)を始め上級生たちに新人公演を支えてもらったことを話した亜音有星君の姿が印象的でした。

ゆりかさんが退団記者会見の時に、涙を流してくれた子もいましたといっていたので、亜音有星君だったのかもしれません。

“形あるものには終わりがあること”を、有星君も感じたのでしょうね。

でも今を生きる大切さも有星君もわかっているようだったので、ファンの私達も実践していきましょうね!

もちろん寂しい悲しい気持ちはまだまだありますが、公演を観るたびに今の宙組が大好きだと実感しています!

今を大切にしながら、未来に向かって頑張る宙組をこれからも皆で応援していきましょう!

―ふーてんリリィ―