宝塚歌劇団の憧れのタカラジェンヌを身近で支える私設ファンクラブのスタッフになるにはどのような資質が求められるのでしょうか。
今回はファンクラブのスタッフにどのような人が向いているのか、独断と偏見ではありますが、詳しく解説して参りたいと思います。
口が硬い人
一般のファンよりも生徒さん(タカラジェンヌ)と距離が近いため、一般公開されていない劇団や生徒さんご本人や他の生徒さんの情報を知ってしまうこともあるかもしれません。
それらの情報は絶対に口外してはいけません。
また、口外してしまった場合、生徒さんの顔に泥を塗ることになるので、心の中までに留めておきましょう。
生徒さんやファンを最優先出来る謙虚な人
お茶会などのイベントではスタッフは運営に回るため、一般のファンが最優先です。
ファンクラブによってはスタッフもイベントに参加出来る場合もありますが、ほとんどの場合、スタッフはこれまで一般のファンとして楽しむことが出来ていた抽選や写真撮影などには参加出来ないことが多いようです。
イベントを成功させることでファンがもっと生徒さんを好きになり、さらにファンが増えることは生徒さんを応援する上で大切なことです。
与えられた立場を理解し、サポートに専念できる謙虚さはスタッフの業務の上で重要な資質でもあります。
金銭・時間に余裕がある人
ほとんどの私設ファンクラブは交通費や謝礼は発生しないようです。
中にはスタッフだけの特典を用意されている組織もあるかもしれませんが、金銭が支払われることはほぼないでしょう。
また、公演中やお稽古中の入り出待ちの担当になった場合は早朝や夜遅くまで稼働する場合があります。
こちらも組織によって様々ではありますが、スタッフが少ない場合は一人ひとりの負担も大きくなるので、まとまった時間をとれる方は重宝されます。
協調性のある人
ファンクラブの組織は主に代表さん(ファンクラブのリーダー)と複数のスタッフで構成されていることが多く、この中での連携がファンクラブを運営する上で重要なことです。
また、西(宝塚)と東(東京)とでスタッフが分けられている場合はさらに多くのスタッフとコミュニケーションを取る機会があります。
異なる職業・年齢・ライフスタイルのスタッフと力を合わせてイベントを運営し、業務の引き継ぎをする上でも協調性はスタッフにとって必要不可欠です。
生徒さんのことを支えたいという想いのある人
多岐にわたる生徒さんに関する業務のほとんどが無給であることから、生徒さんの支えになりたいという想いは最も重要なことです。
スタッフは労働力でファンクラブに貢献し、運営を支えている要素が強いため、自分の働きが生徒さんの作る舞台を支えていることにやりがいを感じることも。
そのため、公演の幕が開いたときの感動は一般のファンの時とはまた違った種類のものに思えるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。私設ファンクラブのスタッフに向いている人は、次のような資が備わっている方です。
- 口が硬い人
- 生徒さんやファンを最優先出来る謙虚な人
- 金銭・時間に余裕がある人
- 協調性のある人
- 生徒さんのことを支えたいという想いのある人
この中の一つたりとも欠かせない大切な要素です。
このほかにもイベントを企画する際のアイデアの豊富な方や事務作業の正確さなどもプラスアルファでスタッフに求められる場合もあります。
大切な要素に加え、プラスアルファの部分は個人の得意分野をそれぞれが活かし、生徒さんを支えるという想いのもと、複数のスタッフが力を合わせてファンクラブを運営しています。
スタッフは生徒さんにとってもファンにとっても身近な存在です。
ファンクラブに入会、またはスタッフになりたい際は是非、稼働しているスタッフの姿にも注目してみて下さいね。