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初めて宝塚歌劇団を観る人のための基礎とオススメ本

初心者のための宝塚

「宝塚」と聞くと、みなさんどのような印象をお持ちでしょうか。

実際に舞台を見たことがない方でも、既になんとなく華やかなイメージを持たれている方も多いかと思います。

では実際に「宝塚歌劇団」とはどんな劇団なのか、こちらの記事でご紹介していきます!

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宝塚劇団員ってどんな人たち?

宝塚歌劇団の団員は全員“宝塚音楽学校“(兵庫県)の卒業生で、未婚の女性のみと決まっています。

タカラジェンヌを志す女性は、まず“宝塚音楽学校“へ入学しなければならないのですが、ここが大変な難関となっています。

受験資格は中学3年生から高校3年生までとなっており、毎年40名しか合格できません。

そのため競争倍率もかなり高く、2022年は17.3%とこれだけでも驚きですが、過去には48.2%(1994年)という時代もあったようです。

ちなみに受験時には面接や歌唱、舞踊などで適性をみられるようで、いわゆるペーパーテストではありません。

このような厳しい競争を勝ち抜いてきたタカラジェンヌたちだからこそ、華やかで堂々としていて惹き込まれるんですね!

組制度ってなに?

宝塚歌劇団は現在5組+専科に分かれ、各組が交代して公演を行なっています。

組によって特色が異なり、それぞれに“トップコンビ“と呼ばれる男役(トップスター)と相手役(トップ娘役)が存在します。

「ここの組の雰囲気が好き」という方や「推しのトップスターがいる」など、宝塚の楽しみ方は無限大です。

下記でそれぞれの組を紹介します!

花組

一番歴史の長い組で、正統派なイメージです。

ダンスが得意な方が多いことも特徴で、宝塚を一から味わいたいという方にはピッタリです。

現在のトップスターは柚香光(ゆずかれい)さんで、トップ娘役は星風まどか(ほしかぜまどか)さんとなっています。

月組

花組同様に歴史が長く、芝居が得意なスターが多い組です。

女優の天海祐希さんも月組の出身でした!

お芝居の部分も楽しみたい方には是非おすすめです。

現在のトップスターは月城かなと(つきしろかなと)さんで、トップ娘役は海乃美月(うみのみつき)さんとなっています。

雪組

3番目に歴史が長く、着物や殺陣など和のイメージがあります。

日本物の作品が好きな方に特におすすめです。

現在のトップスターは彩風咲奈(あやかぜさきな)さんで、トップ娘役は朝月希和(あさづききわ)さんですが、朝月さんは2022年12月25日で退団予定となっています。

そして次のトップ娘役は夢白あやさんです。

星組

2番目に新しい組で、エネルギーに満ち溢れた華やかなスターが多い印象です。

歌もダンスもトップクラスで、かなり体育会系な組となっています。

華やかでエネルギッシュなショーが見たい方には特におすすめです。

現在のトップスターは礼真琴(れいまこと)さんで、トップ娘役は舞空瞳(まいそらひとみ)さんとなっています。

宙組

最も新しい組で、1998年1月に創設されました。

長身のスターが多く、スタイリッシュでクールなイメージがあります。

現代的な雰囲気の作品が好きな方におすすめです。

現在のトップスターは真風涼帆(まかぜすずほ)さんで、トップ娘役は潤花(じゅんはな)さんですが、お二人とも2023年の6月で退団予定となっています。

専科

特定の組に所属していないベテランで、各組の公演に出演が可能となっています。

一芸に秀でた方が多いため、癖のある役柄を演じたりと、作品をより一層深みのあるものにするために欠かせない存在です。

と、ここまでご紹介をさせていただきましたが、気になる組はありましたでしょうか。

もし気になる組があれば、ぜひ公演をチェックしてみてください。

きっと宝塚の世界に惹き込まれること間違いなし!

宝塚歌劇団を知るためのオススメの本

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