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宝塚初の韓国ミュージカル!! 「エクスカリバー」とは

宝塚歌劇についての雑記

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まずは宙組『エクスカリバー』とは?

まずは多くの宝塚ファンが一瞬勘違いしたであろう、宙組の『エクスカリバー~美しき騎士たち~』を、説明しましょう。
こちらの作品は宙組旗揚げ公演で、今はなきTAKARAZUKA1000days劇場で上演されました。

同時に上演されたのが、宙組が誇る『シトラスの風』です。

宙組発足時から組を支えてくださった寿つかさ組長が、今年6月で退団されます。

その次の作品に、宙組発足時の再演を選ぶなんてエモいと思ったのですが、全く別の作品でした。

新トップ娘役の春乃さくらさんが『NEVER SAY GOODBYE』のキャサリンを新人公演で演じられたこともあり、伝説の娘役花總まりさんの宙組最初の作品と最後の作品の役を演じるなんてすごい、と勘違いした方もいるはずです。

作・演出が小池修一郎先生で、旗揚げにふさわしい、ロマンチックで素晴らしい作品でした。

姿月さんの白い衣装がとてもカッコよかったのを、覚えています。

こちらも是非再演していただきたいです。

韓国ミュージカルブーム

韓国ミュージカルは、日本でも多く上演されています。

夢咲ねねさん、真彩希帆さんがヒロインを演じ、朝夏まなとさんも出演された『笑う男』。

柚希礼音さん、愛希れいかさんがW主演を務めたことで話題になった『マタ・ハリ』。

一路真輝さんがワトソン役の『シャーロック・ホームズ』シリーズ。

音月桂さんが二役を演じた『フランケンシュタイン』。

OGさんが出演されていますので、韓国ミュージカルと知らずに見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

韓国ミュージカルのブームは、2000年ごろからと言われています。

以前は日本同様に海外のミュージカルを多く上演していましたが、1990年代から国産ミュージカルが作られるようになりました。

コロナ禍で韓国ミュージカルも配信に力を入れるようになったので、ご覧になった方も多いと思います。

世界一の文化予算を誇る韓国です。

小池修一郎先生も驚いたというほど、多くの予算がかけられたミュージカルがどんどん作られているのも、大きな特徴だと思います。

特に今回の作品を制作したEMKは、潤沢な資産をつぎ込み、話題性のあるキャスティングをすることで有名です。
ちなみに『ベルサイユのばら』の韓国版ミュージカルを制作するのも、EMKです。

韓国ミュージカル『Xcalibur エクスカリバー』とは?

宝塚歌劇の公式サイトにあらすじが載っていますが、少々長いので衛星劇場のサイトから引用させていただきます。

中世ヨーロッパで発展した騎士道物語である“アーサー王伝説”を基にミュージカル化。

時は6世紀の古代イギリス、暗黒の時代。

サクソン族の侵入により乱れた時代に、自分が王族であるという事実を知らないまま育ったアーサーは、自分の運命を知り、岩に刺さった聖剣エクスカリバーを抜いて王に上り詰めていく。

アーサー王伝説をベースにしたエクスカリバーの物語は、古今東西で様々な作品になっていますので、ご存じの方も多いと思います。

月組珠城りょうさんトップお披露目公演『アーサー王伝説』や、星組時代の真風涼帆さん主演による『ランスロット』など、宝塚にも馴染みのある題材ですね。

『アーサー王伝説』は現在RakutenTVで、『ランスロット』は多くの配信サイトで配信されていますので、未見の方は予習もかねて、ぜひご覧ください。

『Xcalibur エクスカリバー』は「アーサーが王となり、国を治めるまでの成長物語」という感じです。

宝塚ファンならキャスティングが気になる円卓の騎士が、あまり活躍しません。
とはいえ、男役さんの番手通りの配役が重要視される宝塚ですから、改変が来るのではないかと思っています。

ビジュアルが楽しみ!

『Xcalibur エクスカリバー』の衣装は、現代と当時のいいところ取りのデザインになっています。
『1789』のような雰囲気を漂わせつつ、鎧などはしっかりとカッコいいです。

これをスタイル抜群の宙組の皆さんが着たらと想像すると、もううっとりです。

宝塚流のアレンジもあると思いますので、本当に楽しみですね。

ビジュアル発表の日を、ドキドキしながら待ちたいと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。