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洗練された美しさの中に色気が漂う星組の七海ひろきさん

注目のタカラジェンヌ

七海ひろきさんは、暖かくナチュラルなお芝居が魅力の、洗練された美しさの中に色気が漂うタカラジェンヌです。

お兄さまは、宙組から星組に組替をした際に当時「かい」と呼ばれていましたが、星組の生徒に芸名が「かい」という方がいたため、七海さんの雰囲気からお兄さまという愛称がつけられたそうです。      

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七海ひろきさんが入団前のお話

七海さんにはお兄さん(リアルお兄さま!)がいらっしゃるそうで、幼い時から兄を追いかけ男の子に混じって遊んでいたらしく、近所の可愛い女の子をお姫様に見立ててヒーローごっこをするなど、子どもの頃からすでに男役の土台が培われていたのかもしれません。

そんな七海さんは、テレビで天海祐希さん主演の「風と共に去りぬ」を見たことがきっかけで宝塚歌劇、特に宝塚のお芝居のファンになったそうです。

音楽学校受験のために茨城から東京のスクールまで毎週新幹線で通い、2度目の挑戦で合格。

感動もひとしおかと思いきや、合格発表の後に嬉しさで泣き出す他の受験生を横目に「これからが大変なのに泣いてる場合じゃない」と家族への連絡や通っている高校の事などを考えながら冷静に歩き去ったそうです。

宝塚音楽学校時代には、なるべく怒られないように、どんなに小さなことでも必ず規則を守っていたという真面目さをいろいろな同期の皆さんが当時を思い起こして語られています。

七海ひろきさんが宝塚に入団した後のお話

2003年に89期生として宝塚歌劇団に入団、月組公演「花の宝塚風土記」「シニョール・ドン・ファン」での初舞台後に宙組に配属されました。

2009年には「薔薇に降る雨」の新人公演で初主演に選ばれ、とても研7とは思えないスーツの着こなしもさることながら、感極まるあまりどんどん茨城訛りになっていく舞台挨拶を歴史に残しました。

宙組時代の七海さんを語る上で欠かせないのは1コ上の学年、88期の蓮水ゆうやさんとの通称”ちーかいコンビ”でしょうか。

2012年「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」を皮切りにショーやスカイステージの番組などで可愛い下級生と頼れる上級生、といったぴったりのコンビでファン達を魅了しました。

2013年の夏にはついにバウホール公演「The WILD Meets The WILD」にてW主演!

兄弟のように育った2人が別れ、再び出会う物語を、ゴールドラッシュに沸いたアメリカ西部を舞台に熱く演じました。

しかし、2014年「ベルサイユのばら オスカル編」を最後に蓮水ゆうやさんが宝塚を卒業。

ちーかいコンビは終わりを迎えます。

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蓮水さんが七海さんに退団することを伝えた際、七海さんは驚き、泣き、駄々をこねて最終的に足を攣るというすったもんだを繰り広げたらしく、一連の騒動は蓮水さんの携帯に動画として納められているそうです。

とてもクールな七海さんからは想像できない姿、いつかどこかで見ることが出来ないかな……

宙組から星組へ

その後も七海さんは、宙組で着々とスターへの道を上っていきますが、朝夏まなとさんのトップお披露目プレ公演「TOP HAT」を最後に星組へ移動することが決まります。

この公演では、同期の娘役純矢ちとせさんと夫婦役で、2人がデュエットソングの最後にキスをするというシーンがあったのですが、千秋楽にはキスをしたまま抱きしめ合う2人への拍手がなかなか鳴りやみませんでした。

紅ゆずるさん主演の「キャッチミーイフユーキャン」から七海さんは宙組生から星組生へ。

初のバウホール単独主演を果たした「燃ゆる風 軍師竹中半兵衛」で演じた竹中半兵衛や、星組トップスター北翔海莉さんの退団公演「桜華に舞え」で演じた川路利良などを「もしかしたら私は竹中半兵衛/川路利良の生まれ変わりかもしれない」と言うほどお芝居にのめり込んだのようで、七海さんの芸がますます磨かれていきました。

可愛い下級生の「かいちゃん」から皆の「お兄さま」へとイメージが変わり、今ではすっかり星組に不可欠な上級生の男役として、星組3番手男役スターとして、皆を引っ張っています。

芸名:七海ひろき(ななみひろき)
愛称:ひろき、かい、お兄さま
かい、という愛称は本名から。
生年月日:1月16日
身長:173㎝
出身地:茨城県水戸市出身
水戸市市長にご挨拶に行った時、ぜひ観光大使をとひっそりアピールしていた姿を、YouTubeで確認することが出来ます。
学歴:水戸第二高等学校出身