2019年1月21日(水)宝塚歌劇団月組公演「ON THE TOWN」が千秋楽をむかえました。
この公演で退団する月組男役の輝生かなで。
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昨日の千秋楽では、副組長の夏月都が退団する輝生かなでに愛のある言葉を贈っておりましたので、一部紹介します。
副組長 夏月都さんの挨拶より
様々な場面でキレのあるダンスを踊り、画家の役から警察官の役まで幅広い役を演じておりました、入団6年目の輝生かなででございます。
「あち(輝生かなで)は、舞台に対する厳しさと強い思いを持つ一方、とても繊細で涙もろい一面がありました。
宝塚の舞台が大好きで『男役として踊っている時は全てを投入できる幸せな時間だった』と言っていました。」
ここでの経験、出会い、そしてたくさんの思いはこれから新たな道へ向かう彼女の背中を押してくれるものと思います。
多くの公演で素晴らしい役をたくさんみせてくれました。
2018年は好評だった月組「エリザベート」ではダンサーなら誰もが演じてみたいという憧れの「黒天使」役で見事なダンスをみせてくれました。
また新人公演ではフランツ役(本役:美弥るりか)というとても大きな役を演じました。
その前の「カンパニー」の新人公演でも本役の美弥るりかの役で高野悠というバレエーダンサー役。
演技力とダンスの実力が必要な役で出演されていました。
これからの飛躍と活躍を期待されていただけに、入団6年目という早すぎる卒業に惜しむ声が聞こえてきます。
本公演での退団でないため、大階段・袴でのご挨拶が見られないのがファンとしてはなんとも寂しい限りですが、明るく拍手で見送って、そして今後の彼女の人生を応援していきたいと思います。
お疲れ様でした。そして素敵な舞台を本当にありがとうございました。