昨日退団発表されました宙組の89期生の純矢ちとせ。
七海 ひろきさん、美弥 るりかに続き、またまた89期生の一人が宝塚から卒業されるということでとても寂しい気持ちでいます。
そして今は「お願い!続いていかないで!!!!」という気持ち。
純也ちとせは2003年に宝塚歌劇団に男役として入団し、雪組に。
2年後の2005年、娘役に転向し、
2008年雪組から宙組に組み替え。
その後、11年間ずっと宙組の娘役として活躍されてきました。
男役から娘役さんに転向されたタカラジェンヌさんは、純粋な娘役さんではなかなか出せない、強さや貫禄を魅せてくれます。
転向された娘役さんってサバサバした娘役さんの雰囲気で、
私個人的にはとても好きな娘役像になる方が多いです。
(愛希れいかさんとかね。)
私が憧れる女性像は男役から娘役に転向された方が演じる娘役像にあるんだなと。
こんな女性、素敵だな〜と思う女性を演じてくれるのがいつも純矢ちとせさんでした。
音楽学校卒業時の成績があの89期の中でも5番だったということで、実力のあるジェンヌさん。
娘役転向後、すぐにバウホールでの初ヒロインに。
そして、その後も4度のエトワールの役をされています。
もともとの性格も爽やかで明るく飾らない性格。インタビューやMCなどでテレビ出演される時も、本当にいつもニコニコと周りを盛り上げている雰囲気がありましたね。
上級生になっていく間にももちろんどんどんと実力をつけ、今では宙組には欠かせない大きな存在感を舞台上でも出していた純矢ちとせさん。
下級生にとっては頼れるお姉さん的な存在であったと思います。
宙組も大きく変わる時?
上級生の娘役さんさんたちが多く退団されてしまう花組のニュースはすでに周知のことですが、宙組さんの今回の発表でも純矢ちとせさん(89期)、澄輝さやと(92期)、愛白もあ(93期)、蒼羽りく(93期)、と上級生が多い。
何か、最近、宝塚全体でもしかして世代交代が始まってるの・・・?と思ってしまうのです。
きっと宝塚ファン歴が長い方だと、この感覚がいつものことなのか、そうでないかの判断はできると思うのですが、私のようにファン歴がまだ浅いと、もしかして大きく変わってしまうのか??という寂しさを感じるのと同時に不安な気持ちも起きてしまうのです。
でも105年の歴史がある宝塚歌劇。
変わるからこそ変わらない宝塚。
変化を恐れてはいけない。
ただ、一人一人のジェンヌさんたちはずっとそこにいてくれることが当たり前ではない世界なのですね。
なんだか、時々ツイッターに流れてくる
「推しはいるうちに全力で応援しないといなくなった時に後悔する」
「推しがいるうちに次の推しも探しておこう・・」
そんな言葉がだんだんと理解できるようになってきた今日この頃です・・