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仙名 彩世・退団の挨拶全文(宝塚大劇場)

退団の挨拶


昨日3月11日宝塚歌劇団花組娘役トップの仙名 彩世(94期)が宝塚大劇場を卒業されました。
(→94期生一覧
(まだ東京での公演が残っていますので、ぜひ観に行ってくださいね)

ここに宝塚大劇場での退団挨拶を残しておきたい!
ということで全文を記録させていただきました。

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仙名 彩世 退団の挨拶全文 (宝塚大劇場千秋楽)

【仙名 彩世 退団の挨拶】
本日は、本公演からサヨナラショーまで温かく見守ってくださいまして、ありがとうございました。

そして本日は東日本大震災から8年になります。


各地で追悼の行事が行われている中で、私がこうして卒業の祝福をいただけることに、心の葛藤も感じております。

ですが、8年前に宝塚に戻って舞台を務めることを決意したからこそ、私は今、この場に立たせていただいております。あの時に私の背中を押してくださいました、すべての方々に心から感謝申し上げます。

花組に配属されて11年。今振り返りますと何も知らなかった私がここまで励んで来られましたのは、宝塚で出会ったすべての方々、そして先生がた、スタッフの方々、そしてお客様に育てていただいたからこそだと思います。

そして、明日海さんのお隣に立たせていただけたことで、私の人生は180度、いえ、720度くらい変わったように思います。

明日海さんはいつも目指すべき道を示してくださり、いつも私を大きなお心で導いてくださいました。

本当に最高の方です。

ありがとうございました。

宝塚を愛する全ての方々の情熱に溢れたこの場所に居られる私は幸せでございます。

600年でも1000年でも宝塚を愛し続けます。

ありがとうございました。

仙名さんが明日見りおさんのお話をされた時、カメラが切り替わり、明日見さんが映し出され、
「私のことはいいから、挨拶を続けて・・・」というようなジェスチャーをされて、本当に愛のある空間でした。

まだ東京宝塚大劇場で2019年3月29日(金)~ 4月28日(日)の「CASANOVA」公演が残っていますので、まだ、観ていない方は、観に行きましょうね。最後の時までゆきちゃんを応援しています。