現在宝塚歌劇団の星組さんが全国ツアー中ですが、全国ツアーに行くと、その地域出身のタカラジェンヌさんたちが舞台上で紹介されます。
身近な方たちに本拠地宝塚や東京まで観劇しにきてもらうのが大変な地方出身のジェンヌさんたちにとっては、嬉しい瞬間でしょう。
都会には美人が多いなんてことを聞きますが、地方出身にも美しく実力なる娘役さんが多数いらっしゃいますよね。
今回は、そんな地方出身の娘役さんをピックアップしてみました。
月組 海乃美月さん(富山県出身)
首が長くスタイルが良く大人っぽい海乃美月さん。
新人公演卒業しましたが、煌びやかで若手の頃から堂々とした演技を見せていただきました。
他の劇場では多くのヒロインをこなし、安定していると思います。
宝塚歌劇団公式HPのスチール写真はまるで芸術品を見ているように美しいです。
市は違いますが、OGに夢咲ねねさん、愛加あゆさんも富山県出身です。
数少ない北陸出身の組子さんですが、美人さんが集結していますね。
雪組 真彩希帆さん(埼玉県出身)
目がパッチリとしていて歌が上手い真彩希帆さん。
無邪気な可愛らしさも出しつつ、舞台では若手とは思えないくらい大人っぽい女性も演じきれます。
『ファントム』のクリスティーヌ・ダーエでは劇場全体に包まれるくらいの圧巻で素晴らしい歌声を披露されました。
歌の上手さではトップクラスと言われるほどで、真彩希帆さんが音楽学校時代の歌の授業ではあまりの上手さからかギャラリーが出ていた程です。
聞き心地が良いなめらかな歌声で何回も聞きたくなりますね。
同じ埼玉県出身では、音くり寿さん、鞠花ゆめさんといったこちらもお綺麗で歌自慢の方々です。
雪組 舞咲りんさん(宮崎県出身)
おばあちゃん役からいじわるな女性などマルチに演じきれる舞咲りんさん。
本人もマルチな娘役を目指すと言っている程、どんな役でもやってのけます。
大女優と言っても良いのではないでしょうか。
エトワールを複数回こなす歌ウマさんでもあります。
愛称が「ヒメ」ということですが、中学時代に「かぐや姫」を演じたことをきっかけだそうです。
余程綺麗なかぐや姫だったのでしょうね。
宮崎県出身はOG咲妃みゆさん。
北陸圏同様数少ない出身者でお二方演技力が高く歌が上手な方々です。
星組 有沙瞳さん(三重県出身)
目鼻立ちが良く卓越したような演技が見ものです。
同じ出身地では雪組の笙乃 茅桜さんがいらっしゃいます。
上記の同期真彩希帆さん同様演技も上手いですが、歌もエトワール経験するほどの実力です。
まるでお人形さんのような風貌で将来の期待値の高い娘役さんです。
雪組時代の『伯爵令嬢』のアンナ役では当時研3とは思えないほどの演技力に驚きました。
その後も上級生にも負けなくらいの女優ぶりを見せてくれます。
星組になっても『THE SCARLET PIMPERNEL』で新人公演ヒロイン・別箱公演ヒロイン出演と実力が劣らない方です。
宙組 花音舞さん(愛媛県出身)
小さな目元が可愛らしいです。
同じ出身に雪組の彩風咲奈さんがいらっしゃいます。
可愛らしさもありますが、大人っぽさも兼ね備えた方です。
歌唱力もあり『シトラスの風Ⅲ』でエトワールを務めました。
特技は唐揚げ作りといった料理上手でもあります。
『ザ・タカラヅカVⅡ』宙組本でのシェフにしたいランキングで1位を獲得するほどです。
お稽古場にも持ってきているようで、この唐揚げはかなり好評なようで一度食べてみたいですね。
『HOT EYES』でのキャノンウィッチはとても美しかったです。
美しい魔法使いのような感じでプロローグでの一言「HOT EYES」と歌うだけですが綺麗な歌声に力強さを感じました。
独断と偏見ですがいかがでしたでしょうか。
宝塚娘役というと可愛らしいというイメージが強い方もいるのではないでしょうか。
可愛らしいのはもちろんですが、その中でも美しさにプラスして実力を発揮し男役さんを引き立たせてくれます。
舞台はもちろんですが、入り待ちをしている際も娘役さんは髪型から洋服までおしゃれでこんな女性憧れるなぁと思いますね。
ライター:いときち