2020年3月22日（日）本日宝塚歌劇団雪組の舞咲りんさんがご卒業されます。
おめでとうございます！
「ヒメ」という愛称で親しまれてきた舞咲りんさんは85期生。20年間、宝塚の雪組を支えてこられました。
20年間って凄いですよね。
恐らく今日一緒に舞台に立つ研究科1年の105期生たちの中でもまだ生まれていなかった方もいらっしゃるでしょう。
そんなころから宝塚歌劇団の舞台に立っていた雪組には、いや宝塚には欠かせない人です。
そんな実力と経験を積まれてこられた舞咲りんさん。
この方が退団されてしまい、そして現在のトップコンビの退団も決まっており、来年の今ごろの雪組は大きく変わっていることでしょう。（今の時点では全く想像がつきませんね・・・）
柚希礼音というトップスターを排出した85期生は、専科の華形ひかるさんの退団も決まっており、残すは現在雪組の組長をされている奏乃はるとさん一人となってしまいます。
個性的な演技と抜群の歌唱力
こんな個性的な演技力、そしてアドリブ、そして抜群の歌唱力を持っているタカラジェンヌさん、他にいらっしゃるでしょうか・・・・。
私の中では、今のところ見当たらない・・・・。
近々での公演で本当に印象的だったのは、もちろんあのカルロッタ役を演じたファントムです。
アラン·ショレとのコミカルな掛け合いやオペラ座の団員たちへの横柄な態度、そしてクリスティーヌへの意地悪な思いや行動など、どの場面を切り取っても舞咲カルロッタの存在感は圧巻でしたね。
そして、私の中ではもう一つ心に残っているのは、「ルパン三世」で演じた偽マリーアントワネット。
もう楽しくて楽しくて何度も観ていました。
コミカルでいつまでも可愛らしい舞咲りんさん。ご卒業されても、また新しい世界で、できれば舞台で活躍されることを祈っています。
コロナの影響でヒヤヒヤしていましたが、今日無事にお客様の前で、退団セレモニーができることを本当によかったです。
同じ85期生の星組公演で退団される専科の華形ひかるさんの時もヒヤヒヤしちゃったけど無事に宝塚大劇場千秋楽ができた。
やっぱり長い間、宝塚歌劇を背負ってきた方たちのお見送りは何としてもしたいというたくさんの方の思いが実現したと思います。
本日は本当におめでとうございます。
