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宝塚歌劇の偉大な演出家「柴田侑宏」先生の作品について

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団の作品の中で私が観劇した柴田侑宏先生が演出された作品がたくさんあります。

演出作品が多数ある中、私の思い出に残る2作品をご紹介させてください。

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琥珀色の雨にぬれて

何度も再演を重ね、上演され続けている作品です。

恋物語ではありますが、それを取り巻く人々の関係が面白おかしく描かれています。

私が観劇した「琥珀色の雨にぬれて」は、現雪組(望海風斗・真彩希帆)演じる再演ものになります。

あらすじ

貴族の青年「クロード」とモデル「シャロン」の恋物語。

ある日、静養先でクロードは、湖畔で歌い踊るシャロンと出会います。

神秘的なシャロンに惹かれたクロード。

でも、彼にはすでに幼馴染の婚約者「フランソワーズ」という存在が…。

そして、シャロンに想いを寄せる「ルイ」というライバルも現れます。

クロードとシャロンの恋の行方は…。

また、ルイ、フランソワーズはどうなっていくのか…というお話。

感想

クロードが恋する女性シャロンは、良く言えば「神秘的」ですが、まぁ、言ってしまえばただの「自己中な女」といったところ。

それでも演じる真彩希帆さんの影響もあってか、この世のものとは思えないような…捕まえようとしても捕まえることのできない神秘的な存在にみえました。

湖畔でクロードは初めてシャロンと出会います。

軽やかに舞いながら歌うシャロンはまるで妖精のよう。

今まで見たことのないその美しさに、クロードは一瞬にして目を奪われます。

「一目惚れ」という俗っぽい言い方は、きっとこの出会い方には似合わない言葉でしょう。

本当にただただ「目を奪われる」この一言につきる…そんな感じがしました。

さて、クロードのライバル的存在ルイはシャロンの取り巻きの中の一人。

クロードはルイに「シャロンは何者なのか」と問いかけます。

ルイは「彼女は君が住む世界の住人ではない」と答えクロードを追い払おうとしますが…。

この作品には、そこから始まるクロードとルイの関係も面白く描かれています。

シャロンを取り合うライバル同士でありながらも、連帯感があってか変な友情が芽生えてしまい何となく仲良くなってしまうのです。

この作品は、一言でいえば「2人の男が1人の女性を取り合う恋愛物語」。

でも、そんなシンプルな構図が柴田先生独特の世界観でドラマティックに描かれています。

切なく可哀そうなクロードの婚約者「フランソワーズ」もこの物語のスパイス的存在です。

切なくもあり、面白くもある…そんな不思議で素敵な作品です。

凱旋門

こちらも再演を重ね、様々な方たちが演じてきた作品です。

凱旋門もまた望海風斗がトップをつとめる現雪組を観劇しました。

あらすじ

舞台は、第二次世界大戦前夜のフランス、パリ。

パリに住むドイツからの亡命者ラヴィックは、ある日物憂げな様子のジョアンと出会います。

今にもセーヌ川に飛び込みそうな雰囲気のジョアン。

そんなジョアンを放っておくこともできず、ラヴィックは彼女の悩みを聞き、救いの手を差し伸べます。

そして、恋に落ちるラヴィックとジョアン…。

他にも、ラヴィックの住むホテルの住民たちやパリに住む人々が登場。

ドイツやスペインなどから戦火を逃れてきた者たちの恋や生き様が描かれています。

感想

ジョアンは「ラヴィック命!」な女性。

ただ、自由奔放な性格ゆえか「ラヴィックに誤解を与えるような行動」を悪気なくすることも…。贅沢な生活を夢見ています。

おそらく、普通の男性では手に負えないようなタイプの女性でしょう。

一方、ラヴィックはそんなジョアンを愛し大切に扱う男性。

亡命者なので身を隠しながら生活せねばならず、ジョアンの「贅沢な生活」の夢はなかなか叶えてやることはできません。

それでもジョアンを旅行に連れて行ってあげたりと、いろいろ尽くします。

凱旋門は、戦争・亡命・秘密警察…などといった言葉が飛び交う、ちょっと暗めのお話しです。

ただ、亡命者が仲間同士で飲み語らい合ったり、不倫するカップルがいたりと、ところどころに面白い要素が織り込まれているのが救い。

暗い中でも明るく生きる人々たちの様も描かれています。

最終的には戦争に突入。

ラヴィックとジョアンの仲も…といった作品なのですが、見所はたくさんあり、また、その世界観に合った曲がとても素敵でした。

柴田侑宏先生への想い

柴田先生の作品は、他にも「新源氏物語・あかねさす紫の花・うたかたの恋」など、ここには書ききれないほど和多くの作品があります。

全てを観ているわけではありませんので一概には言えませんが…。

柴田先生の作品は、一つの恋愛を中心に、それを取り巻く様々な人間模様を独特な世界観で描いているものが多いように感じられました。

ちょっと古めかしい、そして上品で繊細…そんな雰囲気のある作品が柴田先生の特徴だったのではないでしょうか。

以前、あの世が舞台のコメディ作品、2018年星組公演「ANOTHER WORLD」にてあちらの世界で活躍する「冥途歌劇団」なる集団が出てきました。

あの世で活躍する華やかな歌劇団、それが冥途歌劇団。

もし、本当に冥途歌劇団があるのなら…。

あちらの世界でまた演出を手掛けていただき、いつの日か私たちが行ったときにまた楽しい作品を観させてほしいです。

7月19日に亡くなられた柴田侑宏先のご冥福をお祈りいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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