宝塚歌劇団より2020年1月1日に行われる「新春鏡開き」の発表がありました。
時の流れとは早いもので、今年も残すところ後わずか…。
当日は、ふるまい酒と共にジェンヌにも会えるのです!
宝塚ファンとしては楽しみな行事の1つでもありますよね。
ただ、開催場所が「宝塚大劇場改札内」なので行けない人(東宝組)にとってはちょっと残念な話。
いつの日か東京宝塚劇場近辺でも開催してほしいな…そんなことを思う筆者であります。
さて、まずは宝塚の「新春鏡開き」というものがどういう行事なのかを簡単にご紹介しましょう。
新春鏡開きについて
毎年1月1日に行われる新春鏡開きは、宝塚「花・月・星・雪・宙」の5組ある中から代表する出演者が決まります。
例外もありますが、基本的にはその年の2月公演を行う組のトップコンビが出席するのが常。
開始時間は概ね11:30~で、見学は無料ですが、大変混雑するので行くのであれば覚悟して臨みましょう。
場合によっては、残念ながら見学できないこともありますのでご注意を。
それでは、鏡開きに出演したジェンヌを今年から過去に向けて年度別にみていきます。
鏡開き:2020年1月1日(予定)
今回は、星組の新トップコンビ「礼真琴&舞空瞳」のお二人が出席する予定となっています。
星組は、先日「紅ゆずる&綺咲愛里」コンビが卒業したばかり…なので、初々しいトップコンビを目にすることができますよ。
鏡開きでは、男役も娘役もどちらも袴姿で登場します。
ただ、いわゆる宝塚の正装となる黒色の紋付ではないので、それぞれにどのようなものを着てくるのかが気になりますね。
男役らしく、娘役らしく…が基本とは思われますが、それでも上品かつ個性あふれる色合いで登場するタカラジェンヌの姿は鏡開きの見どころの一つでもあります。
2019年1月1日の鏡開き
2019年は宝塚105周年の年でした。
大きな拍手と共に現れたジェンヌは
花組:柚香光
月組:美弥るりか
宙組:芹香斗亜のお三方。
この年はトップコンビではなく、3組の男役スターの登場でした。
美弥さんに関してはちょっと微妙な立ち位置だったかと思われますが、彼ら(彼女ら)はいちおう2番手という位置づけになる方々でした。
美弥さん、芹香さんのお二人はジェンヌの中でも話の進め具合がとてもお上手な方たちです(注:柚香さんだダメだと言っているわけではありません)。
適度に笑いを取りながら楽しく話は進んだといいます。
ただ、2018年は天災が多い年だったので、それぞれ組は違えど、心を痛めながらの公演だったと語っていました。
2018年1月1日の鏡開き
月組トップ「珠城りょう・愛希れいか」コンビが登場しました。
現在もトップとして活躍中の珠城さん。
最近はちょっと痩せてシュッとされていますが、この頃の珠城さんは何とも頼もしい体系をしていました。
娘役トップの愛希さんは現在外部ミュージカルにて活躍中。
今も変わらず可愛らしくまたスタイリッシュに活躍されています。
さて、このときの鏡開きの様子…。
このときの様子を撮った一枚が一部ファンの間で話題になりました。
それは、珠城さんがお酒の入った升を手にして「わーい!お酒だ。でへへ…」(実際に言っているわけではありません)というような顔をしている画像。
今の珠城さんからは想像できないような可愛らしい一面が写真に収められていました。
2017年1月1日の鏡開き
今は懐かしき宙組トップ「朝夏まなと&実咲凜音」コンビの登場。
このときは、喋る言葉を噛んでしまったりと可愛い朝夏さんを見られたそうです。
実咲さんに至っては、自身が喋るときも聞くときも朝夏さんをずーっと見つめていたのだそうです。
このような光景は、娘役さん(特に娘役トップ)にありがちではありますが、あるあるだって分かってはいてもファンは萌えますよね。
話題が2016年の総まとめになると、再演された「エリザベート」が特に印象深いものになったと語っていたそうです。
2016年1月1日の鏡開き
だいぶ遡りましたが、この年は雪組トップ「早霧せいな・咲妃みゆ」コンビでした。
どちらももう退団されてしまいましたが、ファンに「コンビ萌え」を起こさせるお二人でした。
このときの鏡開きでは、早霧さんが持ち前の明るさと茶目っ気で「申年だけに(2016年は申年)、お客様に「ウキウキ」した気分で劇場を後にしていただけるような、充実した舞台を目指したい」と挨拶されていたそうです。
咲妃さんに至っては控えめに「今年も一生懸命に頑張って行こうという気持ちでいっぱいです。」と頭を下げたといいます。
少年のような早霧さんと、そんな早霧さんにひたすら尽くし支える咲妃さん…そんな構図でファンを楽しませてくれたコンビでした。
新春鏡開きの様子、少しは分かっていただけたでしょうか。
このように宝塚の新春鏡開きでは、一年の始まりをジェンヌと共に過ごすことができるのです。
ふるまい酒まで一緒に飲めちゃうんですから、これはもう行けるのなら行くしかありませんよね!
できればトップだけでなく組子も一緒に…とファン的には願うところではありますが、まぁ、ワガママを言ってはいけませんよね。
宝塚歌劇では、1月1日元旦であっても宝塚大劇場では通常通りに公演が行われます。
今回は雪組公演のミュージカル『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』の公演の初日です。
鏡開きを見た後に公演の観劇できたら最高ですね!
実現できたら最高の2020年の始まりを迎えられること間違いない!
一年の始まり、元旦という日にお顔を見せてくれるジェンヌさんに本当に感謝です。