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宝塚歌劇団を卒業後の男役さんとファンの想い

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団の男役さん達。
男役としての立ち居振る舞いを研究し、長い期間を掛けて訓練しなければ出すことが難しい低い声。

そうして長い期間かけて作ってきた男役像を魅せて、私たち宝塚ファンを魅了する男役さんたち。

しかし、永遠に宝塚で活躍するわけにもいかない世界。

まだまだ男役見たかった!と惜しまれながら卒業してゆく男役さんたち。

先日の龍真咲さんの結婚発表や、紅ゆずるさんの「熱海五郎一座」へのゲスト出演、など卒業後の様々な発表や、特に卒業されて日の浅い男役さんのファンの皆様はいろんな想いをめぐらせておられるのではないでしょうか。

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卒業後は??

退団後、石原プロに入りたかったらしい天海祐希さん。

元々線の細い男役さんだったからか、すっと「1789」のマリーアントワネットが馴染んだ鳳稀かなめさん。

男役へのあまりのこだわりから卒業後は芸能活動を続ける気持ちになれなかったという安寿ミラさん。

芸能界に飛び込み最初はオーディションを受けたりしながら、テレビ・舞台・映画に大活躍の真矢ミキさん。

後輩の指導に邁進されている紫苑ゆうさん。

様々な役柄に次々と挑戦し続ける柚希礼音さん。

卒業後すぐに在団中と同じ男役を演じられた早霧せいなさん。

ビジュアルは男役のまま、イベントやテレビラジオ出演をこなし、卒業後もファンを寂しがらせない七海ひろきさん。

実に活動のされかたは様々です。

ほとんどの宝塚ファンの皆さんが、男役を演ずるその方が好きなわけだから、退団されて女性の役をされるのは気持ちの整理がつかない方も多い。

けれども、舞台は見たい。

本当にその方の将来を考えるなら、進まれたい道を進まれることを応援したい・・・けど葛藤もある。

ご本人も反対の立場ではあるけれど同じ想いなのでしょう。 

昨日ご卒業された明日海りおさんは、退団公演のお稽古中に、ご自身の卒業後を考えていたらお稽古に集中できなくなり、集中できない自分に対して自己嫌悪になり体調を崩し、もう卒業後のことは考えないことにされたとか。

柚希さんが卒業後まもなく作詞された「希望の空」あたたかい場所から離れ、何も持ってない気がした、これからどうならないといけないんだっけ・・・。

ご本人もファンも不安な気持ちは同じなんですよね!

ずっと在団していて欲しいけれど、誰もが轟さんのようにはなれない。

やがて卒業の時が必ず来る。

だからこそ、男役でおられる間、立ち姿、しぐさ、髪型など、それらひとつひとつを上級生に学びながら追求して研究して練習して、そして舞台に立たれるからその姿はすべて本当に美しい。

となると、ずっとずっと見ていたい。

あー永遠のテーマですね。ごめんなさい、答えはご本人が決めていくことですね。

明日海りおさんが、最後の最後に話した「日付が変わったらタカラジェンヌじゃなくなるなら、今!今ここで消えてなくなってしまいたい」 カーテンコールで漏らされた明日海さん。

明日海さんは笑ってたけれど、ちょっと鳥肌が立ってしまいました。