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天真みちるさん退団について思うこと

天真みちる 卒業宝塚歌劇を楽しもう

昨日、宝塚歌劇団の花組・天真みちるさんが退団されました。

「タンバリン」が彼女のトレードマーク。

退団のお花などでも「タンバリン」があしらわれていましたね。

さて、私が天真みちるさんの存在をはじめて知ったのが

2014年に放送されたスマップの番組「SMAP×SMAP」。
宝塚100人スペシャルで100名のタカラジェンヌが登場した番組です。

youtubeで「天真みちる タンバリン」で検索すると出てきます。

当時のトップ・蘭寿とむ、凰稀かなめ、壮一帆、柚希礼音、龍真咲、明日海りお。
当然、話題は当然、かっこいい男役トップが中心に。

その中で突然指名されたのが「天真みちる」。

なぜかというと宝塚歌劇団の中では、劇団の中で行われている公演後の打ち上げで
必ず披露する「宴会の余興」があるのだそうです。
しかもその宴会で披露される余興に、タカラジェンヌは全力で取り組むのだそうです。

そして天真みちるの宴会芸としてのタンバリン芸が番組でピックアップされたのでした。

登場された途端
中居くんが「何、この子〜」と発言しています。

そうなんです。
宝塚=かっこいい男役 のイメージ。
これが、宝塚歌劇団を知らない一般の人たちのイメージなんでしょう。

宝塚ファンにとっては、必ずしも 宝塚=かっこいい男役 だけではなく、いろいろな人がいるのは、知っているのですが。

そこに宝塚のイメージとちょっと違う「面白い」イメージを持った人が突然現れたことで、
中居くんの「何、この子〜」という発言になったのでしょう。

しかし、そのタンバリン芸。
面白いだけでなく、完成された芸を披露した。

終わった後は、大絶賛に変わりました。
さすが!!!宝塚!と思った瞬間でしたね。

この瞬間、とても宝塚が身近に感じた方も大勢いらっしゃったのではないでしょうか?

いろんな人がいて宝塚歌劇団というのが成り立っているのだな〜と。
そしてその人が持っている「キャラクター」を発揮できる場所なのか〜と。

まだ、全然宝塚を見たことがなかった私もその一人でした。

そこから少しずつ興味をもちはじめたのかもしれません。

宝塚歌劇ファンの裾野を広げてくれた存在でした。

あの放送からすでに4年が経ちました。
そして、昨日、天真みちるさんは退団されました。

あの時、披露して有名になった「タンバリン」をご自身のトレードマークにして。

もしかしたら、あのテレビ放送からついた「イメージ」に悩むことがあったかもしれません。
だって、天真みちるさんは、お芝居の中で渋い役もたくさんされているし、
彼女がショーの中で魅せる黒燕尾のダンスは本当に素晴らしいものでした。

声を大にしてもう一度言いたい!

彼女がショーの中で魅せる黒燕尾のダンスは本当に素晴らしいものでした。

しかし、いつも「周りを楽しませること」に一生懸命だった天真みちるさんだからこそ、
このタンバリンを持ち続けてくれたのかもしれません。

本当に笑顔が素敵でした。

周りをたくさん笑顔にしてくれたタカラジェンヌさん。
本当にお疲れ様でした。

ありがとうございました。