宝塚歌劇団星組は、幻想歌舞録『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』そしてShow Stars『Ray -星の光線-』がスタートしていますね!(2020年時)
ちなみに公演は、2020年2月7日(金)~ 3月9日(月)(宝塚大劇場)、2020年3月27日(金)~ 5月3日(日)(東京宝塚劇場)で開催です。
宝塚大劇場では、公演にちなんだ限定カクテルがあるんです~。
公演ごとに購入したカップを持ち帰り、コレクションしている方もいらっしゃるみたいですよ。
そしてそして、星組は2020年8月から、ミュージカル『ロミオとジュリエット』(小池修一郎氏演出)をひかえています。
新人公演でロミジュリを演じた礼真琴さんが、時を経て再び演じるということで、大注目ですね。
さて、今回の記事では【阿弖流為 –ATERUI–】【かもめ】【ノバ・ボサ・ノバ】などの感想や、インタビュー発言などを交えながら、礼真琴さんの魅力に触れてみたいと思います。
新生星組トップ礼真琴・とにかくダンスが凄い
礼真琴さんと舞空瞳さんは、ともに宝塚音楽学校を首席で卒業した、注目のコンビです。
そして今回『眩耀(げんよう)の谷』の作・演出・振付全てを担当する、元ジェンヌ謝 珠栄(しゃたまえ)さんも、元宝塚首席(!)入団と知って、ちょっとびっくり。
歌・ダンス・芝居・ビジュアルと、全体的に才能があることから、【優等生】とも称される礼真琴さん。
特にダンスは私の中で、特に目を奪われてしまいます。
スカイステージで観ていた【ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~】での礼真琴さんのダンスシーンは、私以外の家族も『えっ…この人凄い…。』と、皆が手を止めて見入ってしまったくらい。
2014年【かもめ】では、(矛盾するようですが)繊細で不安定な動きでも、軸が安定しているので、美しく流れるような繊細なダンスを披露。
2011年【ノバ・ボサ・ノバ】のビーナス役で、ビキニタイプの衣装を身にまとい、弾けるアグレッシブな踊り…!あっという間の出演だったのすが、あまりの美スタイルと生命力あふれるダンスに、画面に近寄ってしまいました。(笑)
余談ですが、礼さんが育てているという多肉植物(ジャンジャンとジャンコちゃん)は元気かな?(笑)
またどこかでこぼれ話で、その後が聞けたら嬉しいです。
またこっちゃんはコナンくんが大好きだそうなので、宝塚風にアレンジされた、美しくもかっこ良い名探偵コナン公演があったら素敵…。
思いっきり楽しんで演じる礼真琴さんも見てみたいです!
礼真琴さん一生の宝物の役は?…【阿弖流為 –ATERUI–】
一生の宝物にしたい役として【阿弖流為】を挙げていらっしゃいましたね。2017年星組上演の【阿弖流為 –ATERUI–】号泣してしまったという感想も、ネット上でいくつか見かけました。
舞空瞳さんも感動のあまり泣きすぎ、しばらく立てなかった…と話していましたね。(宝塚グラフ2020年3月号)観客席にはハンカチで涙をぬぐっている方も、多くいらっしゃいました。
星組さん全体で、熱く切ない内容を演じきっていました。
激しいダンスや戦闘シーンが各所にあるので、全体的に躍動とスピード感がありました。
デジタルの背景が使われていて、今っぽさと迫力がありましたね。予算面がわからないけれど、舞台背景が限られる全国ツアーで、デジタルはとても活躍しそう!
悩み迷いながらも、情熱と強い思いで皆を率いていく阿弖流為は、礼真琴さん自身のイメージと重なっていたように感じます。
新生星組の2番手!愛月ひかるさん
トップに就任してから礼真琴さんは、プレッシャーと焦りをこれまでにないほど感じている、という主旨の内容を、各インタビュー記事で良く話されています。
トップならではの立場は、今までと違う景色があるのでしょうね。
専科から星組に移動した愛月ひかるさんは、宝塚グラフのインタビュー内で、何でもできる礼さんを、以前から「…恐ろしい子ッ!」と感じていたことを明かしていました。
ご存知の方も多いと思いますが、この「恐ろしい子ッ」というワードは、漫画『ガラスの仮面』の名セリフ。
恐れるくらい素晴らしい才能を持っているという意味です。
ちょっと話が脱線するのですが、トップさんだけでなく、脇を固めるジェンヌさんもとても大事ですよね。
組全体の魅力UPのためにも、屋台骨になるような役割が必要。
個人的には、愛月ひかるさんが場を引き締めて、安定感を与えているように感じました。
愛月さんの男役は、目線や動きが洗練されていて本当にかっこいい!。
しばらくは、経験豊富な愛月ひかるさん、礼真琴さん舞空瞳さんコンビ(トリデンテといって良いのかな?) を軸にして、星組は駆け抜けていくのでしょうね。
瀬央ゆりあさん、極美慎(きわみしん)さんが、これからどうなっていくのかも気になるところ。これからも輝きつづける星組を楽しんでいきたいです。