元宝塚歌劇団の七海ひろきさんをご存知ですか。
2003年入団、男役として宙組で生まれ育って、のちに星組に組替え。
その紳士的な言動に「ひろきのお兄様」と呼ばれ親しまれてきたジェンヌさんです。
惜しまれつつも2019年3月に宝塚歌劇団を退団されましたが、今でも彼(彼女)の後を追う者は数多く…。
今回は、そんな元宝塚歌劇団の七海ひろきさんを紹介させていただきます。
宝塚歌劇が公演中止の状況が続いて観劇することができない、出待ち、出入りもできなくてジェンヌさんに会いに行くことができない今、寂しい気持ちを埋めてくれる七海ひろきさんです。
退団後の七海ひろきさん(現在の活躍)
現在、七海さんは幅広い分野で活動されています。
七海さんの主な活動
俳優、声優、歌手、ラジオパーソナリティなど。
他にも、2019年にはキングレコードよりメジャーデビュー。
同年11月には、いばらき大使に就任。など
七海さんが宝塚を退団を発表されたそのとき、ファンの間には衝撃が走ったものです。
男役として絶大な人気を誇ってきたのもあって「髪の毛を伸ばしてスカート履いて…そんな女性化した姿は想像できない」そんな風に心配していたファンも多かったとか…。
しかし、まぁ、蓋を開けてみれば心配は無用だったよう。
なぜなら、現在の七海さんは、在団時と変わらず「男役風」な姿で活躍されているのですから。
ショートカットに低めの声、スカートは履かずにパンツスタイルが定番。
言動も男役風にイケメン発信。
これが、現在の七海ひろきさんの姿なのです。
一見、「宝塚の男役を引きづっている?」と思われそうですが、本人いわく、そういうことではないのだそうですよ。
最近の七海ひろきさん
さて、そんな七海ひろきさんが、最近力を入れているのではなかろうか…と思われるものにSNSがあります。※筆者の個人的観点からです。
コロナ感染拡大の影響で、世間では様々なイベントが中止となっています。
これに関しては、七海さんも同様で、企画・計画していたコンサートなどイベントが中止になってしまいました。
しかし、タダでは起きないのが七海流なのか…、中止を中止のままとはせず、YouTubeやインスタなどを使ってその代わりとなるようなイベントを開催しています。
それも、ファンクラブ会員のみとかでなく、無料で誰にでも見られるようにしてくれるというイケメンぶりを発揮してくれました。
この他にも、LINEを使ってのメッセージ・電話のやりとりなども。
これは、イケメンなメッセージが1日1~2回ほど届く他、ときどき「彼氏風」LINE電話がかかってくるという代物。
このように、現在の七海さんは、ファンじゃなくてもファンになってしまうようなカラクリをあちこちに張り巡らせ、まるで楽しんでいるかのよう。
次から次へと何かを発信する七海さん。本当にファンを楽しませてくれます。
今後は何をしてくれるのでしょうか。
ぜひ、七海ひろきさんにご注目を!
■退団前のひろきさん
さて、次は宝塚時代の七海ひろきさんついてです。
今の七海さんの原点ともいえる宝塚時代。
その活躍には様々ありますが、やっぱり歌劇団ですからね、七海さんの芝居姿を知っていただきたい…ということで、以下おすすめの2作品を「萌えポイント」と共にご紹介します。
<the WILD Meets the WILD>
こちらは、七海ひろき・蓮水ゆうや さんW主演の作品。
ウェスタン調のお話です。
―あらすじー
舞台は、ゴールドラッシュに沸いたアメリカ南西部。
孤児となったジェレミー(蓮見ゆうや)は、ベンジャミン(七海ひろき)の家に引き取られ兄弟のように育ちます。
しかし、優秀だったジェレミーは都会に出て高等教育を受けることに。
一方、ベンジャミンはそのままその地で生きていくことになります。
ある日、謎の手紙により故郷へ戻ることとなったジェレミーは、そこでベンジャミンと再会することになるのですが…。
―本作品での七海さん萌えポイント―
七海さんが演じるベンジャミンは、街のならず者。
仲間と共に金品を強奪して生活しているので、街のみんなから嫌われ恐れられています。
そのため、このお芝居では七海さんの表情に明るさはないのですが…。
実はここが萌えポイント1。
本作品では、七海さんの「冷たく突き放すような表情」を拝むことができるんですね。
ただ、冷たいとはいってもジェレミーには「守る家族や恋人」がいます。
ここが萌えポイント2。
外では悪い姿のジェレミーも、家に帰ってくれば優しく思いやりのある姿に変わります。
特に、恋人へ向ける態度や言葉は胸熱ですので、ぜひぜひご注目ください。
<燃ゆる風―軍師・竹中半兵衛―>
こちらの作品は、七海さん主演の日本物作品となっています。
―あらすじ―
時は戦国時代。
竹中重治(通称・半兵衛(七海ひろき))は、敵対する織田信長に才能を見込まれ、家臣となりました。
しかし、その後、信長を訪ねてきた木下藤吉郎秀吉(後の豊臣秀吉)に会い「この人こと天下人となる人物である」と見抜いた半兵衛は、今度は秀吉の家臣となります。
そして、数々の戦で秀吉を勝利に導いていくことになるのですが…。
―本作品での七海さん萌えポイント―
萌えポイント1としては、日本物作品ということで「武将姿の七海さん」を楽しむことができます。
着物姿、甲冑姿などなど、とてもステキ。
キレイな顔立ちに日本物の鬘もまた似合っています。
萌えポイント2は表情。
戦に行くときは凛々しい顔に、妻と一緒にいるときは柔らかい顔に…。
上記ご紹介した「the WILD~」でも、外と家とでは違った顔を見せていましたが、ウェスタンと日本物ではまた別です。
日本物ならではの「外と家での表情の違い」をお楽しみください。
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紹介した2作品は、宝塚オンデマンドやAmazon PrimeVideoにて配信されています。
動画には、舞台終了後の七海さんによる挨拶も同時収録。
舞台とは全く違う七海さんの素の姿を見ることができますので、ぜひお芝居だけでなく挨拶もともに楽しんでくださいね。
今回は、七海ひろきさんについてご紹介しました。
今後の活動については、最新のものとして「刀剣乱舞「細川ガラシャ役」」が決定しているそうです。
退団後、初の女役ということで画像も公開されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。