新型コロナウィルスの影響で宝塚歌劇団だけでなく、宝塚音楽学校も同様にまだ学校が閉鎖している状態が続いているようです。
さて、今回はすでに本科生となっている107期生さんについて書いてみたいと思います。
今回の107期生さん、結構かわいそうな期になっているのではないかしら？？
すみれ募金は？
毎年この5月のこの時期になると、宝塚大劇場前では、2日間にわたってすみれ募金と言われる行事が行われます。
去年は5月27日に私も見に行きました。ちょうど1年前ですね。
今年は、宝塚音楽学校のホームページでは、何のお知らせもありませんでした。
中止かな？延期かな？
このすみれ募金には予科生、本科生が募金活動を行いますが、107期生はこの時はまだ予科生。
予科生は本科生に比べると、お化粧の仕方が違うことにお気づきですか？
予科生はまだ1年目ということでお化粧を禁止されているのでしょう。
ほぼすっぴんでの登場となっているのですが、宝塚ファンは、この予科生の時から1年経って、本科生になった時にどれだけ変化しているのかを見るのもちょっとした楽しみでもあるのです。
そして皆さんがスターになった時にも、音楽学校生時代のすみれ募金の写真が発掘されて、「わ〜！きゃ〜！」言うのもささやかな楽しみになるという、ファンにとってもジェンヌさんにとっても思い出になるイベントになるでしょう。
さあ、今年のすみれ募金は、中止なのか、延期なのか、まだ発表はありません。
本科生になった華やかな107期生を見ることができないのが、とても残念ですね。
107期生を見れる機会がとても少ない！
音楽学校生の時に、お客様やファンの前にでる機会というのは、2年間でも数えるくらいしかありません。
予科生の時は、
入学式、すみれ募金、文化祭（パンフレット売り）、卒業式（在校生として）
本科生になると
合格発表のとき、すみれ募金、文化祭、卒業式
これくらいでしょうか・・・。
そんな少ないチャンスの中で、
予科生だった文化祭でパンフレットを売っていた時はすでにマスク姿に。
106期の卒業式でも花束贈呈などのセレモニーはなしに。
本科生になっても合格発表がHP上での発表になってしまい登場することはなし。そして、入学式（108期生）もすみれ募金も未だになし。
大体、本科生になってこれくらいの時期には、なんとなく何人か、気になるタマゴちゃんたちをチェックしているのですが・・・はっきり言って、誰一人わからない状態です・・・・・。
予科から厳しいレッスンを受け、お化粧も勉強して、綺麗になっていく過程を見るのはなんともワクワクと楽しいものなのです。
そして、それを見ながらタマゴちゃんたちを応援していくというこの楽しみが今年はないのね・・・・。という、公演がないことにプラスしてちょっと寂しい1年になっています。
必死の思いで掴み取った競争倍率の高い宝塚音楽学校のたった2年という短い学校生活なのに、その2年の間の半年近くも奪われてしまった107期生さん。
学校生活は、卒業時期を延長という対策もあるのでしょうか・・・・。
