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奇跡はおきるか?!芸を磨き続ける娘役・音波みのりさん

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団の今年研16となる星組娘役、音波みのり(はるこ)さん。

91期生です。(→91期生一覧

昨年度「アルジェの男」のサビーヌ役で久しぶりにヒロインを務め、再注目した方も多いのではないでしょうか。

10年ほど前は、このまま夢咲ねねさんの後任を務められるのだろうと思っていましたが下級生の娘役さんがどんどんトップになっていかれました。

しかし、学年を重ねても、礼真琴さんの隣に並んだ時に全く違和感のない可愛らしさと大人の女性の美しさをみて、本当に素敵な女優さんだなと、改めて応援したくなりました。

そんなはるこさんといえば、あたたかく心のこもったお芝居。

彼女がこれまで演じられてきた作品の中で、おすすめをご紹介していきたいと思います!

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「愛と青春の旅立ち」シーガー役

作品の中では、娘役3番手ぐらいのお役でしょうか。

前作で初めてのバウヒロインを務められ、丁度注目度が上がってきた頃ですね。小さいけれど力強く、男役さんたちの中で紅一点ちょこちょこと頑張る姿が愛らしく印象的です。

シーガーは、海軍士官養成学校で厳しい訓練を受ける中、鬼教官にも「見上げたものだ」と言わせるほどの努力家。

可愛らしくも芯の通った、さわやかなキャラクターを作り上げています。

「メイちゃんの執事」東雲メイ役

この作品では、ショートカットのはるこさんが存分に楽しめます!

剣人役の美弥るりかさんと制服姿で自転車を漕ぐシーンは、本当に高校生にしかみえません。

ちなみにはるこさん、研11の時に子供役をされたりしています。

ベテランになってきても少女役が違和感なくできるくらいですから、変わらない若々しさは天性ものでしょうか…??(笑)

メイちゃんは、前向きさ、はつらつさ、実直さ、どれをとっても若々しい魅力があふれる役でした。

「めぐり会いは再び」レオニード役

レオニードは、涼紫央さん演じられるマリオにつきまとう女の子の役です。

マリオに近接禁止令を出されたものの、好きすぎるあまり実のお兄さんにすり替わってまでまた会いに来るという、ド直球なキャラクター。

やってることはほぼストーカーみたいなのですが…(笑)。

それでも可愛くみえてしまうのって、もう才能ですね!

結局気難しいマリオさんにも受け入れられました。

ツンツンとしている涼さんがはるこさんに心動かされていく過程も見どころですよ。

「めぐり会いは再び」は第2弾も舞台化されましたが、ぜひその続きも観たいです…!!

「天使のはしご」リジー役

こちらも涼さんのお相手役です。

冒頭から天使のダンスがとっても素敵です。

もともとはダンスが得意な娘役さんなので、踊っている時の表情が本当にのびのびと楽しそうですね。

物語の中では色んなピンクのお衣装を着られていますが、どれも本当にお似合いです!

こんなに色が白くてふんわりした方は他にいない!というレベルの可愛さです。

そんな容姿ながらはっきりと物をいう、リジーの毅然としたふるまいがとても良かったです。

作品的にも、女性が憧れるシンデレラストーリーが基本となった分かりやすい構成。

涼さんとの主演コンビが本当に素敵で、ラストの清らかな結婚式のシーンは特に必見です。このさわやかなお二人の並びがもう一度観たいですね。

こうしてみると、はるこさんはやはり芯の通ったお役が似合います。

前面に溢れ出るような華やかさではなく、相手に寄り添う「謙虚な華やかさ」という言葉がぴったりだと思います。

学年的には管理職が近づいているくらいですが、衰えないみずみずしさが素晴らしいです。

宝塚ではよく「男役は10年」といわれていますが、先日退団された雪組の舞咲りんさんが「娘役だって10年かかる」と仰っていたのがとても心に残りました。

過去の娘役トップは、渚あきさんが研14で就任されたのが最年長ですよね。それを超えて、今後宝塚史上最高学年の娘役トップとなる可能性もまだ残っているのでは、、と個人的には期待しています!!

近年娘役トップが若くなってきていますが、長く芸を磨き続けているからこそ醸し出せる、ベテラン娘役さんの凛とした美しさがもっとフォーカスされるようになっていってほしいですね。