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タカラジェンヌ全員のプロフィールがわかる!雑誌「宝塚おとめ」の楽しみ方

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団に在籍するすべての生徒さんのプロフィールが載っている雑誌があるのをみなさんご存知ですか?

それが「宝塚おとめ」という雑誌です。

毎年4月に発売される「宝塚おとめ」(以下おとめ)、皆さんは購入されましたか?

その内容は生徒さんの袴姿の写真、舞台のスチール写真の他に、誕生日や好きな花、好きな食べ物など15項目が載っています。

宝塚ファンなら大好き(ですよね?)なおとめ、楽しみ方はそれぞれですが、私の楽しみ方を紹介します。

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宝塚おとめの楽しみ方

舞台の集合写真

前年の舞台の集合写真です。2020年は雪組公演でした。
こちらの何が楽しみかというと、大階段に下級生の生徒さん、おそらく研1~3の生徒さんがポーズをとっています。

この生徒さんが、何年か後にスターさんになって、昔のおとめを読み返した時に「ああっ、○○さんがこんなところに!」と感動するのです。

なので、おとめは最新のものを買っても、昔のものも取っておくことをおすすめします。

誕生日

こちらは定番かもしれませんが、自分や家族と同じ誕生日の人はいないかな?と探します。
また、生徒さん同士で同じ誕生日の人はいないかな?というのもチェックしています。

現役の生徒さんで、同じ誕生日で有名なのは、雪組トップスターの望海風斗さんと彩みちるさんですね。

また、OGの方と同じ誕生日の方にも注目しています。

例えば、8月4日が誕生日のOGの方は檀れいさん、大和悠河さんがいらっしゃいますが、現役の生徒さんだと蘭尚樹さん、彩路ゆりかさん、有沙瞳さんが8月4日誕生日です。

演じてみたい役

最近の生徒さんは演じてみたい役の欄に「どんな役にも挑戦してみたいです」と書く方が多いです。

ですが、この項目に具体的な役名が書いてあると、「おっ!」と注目するきっかけになります。

ちなみに演じてみたい役に多く挙がっていたのは、男役さんは「ロミオとジュリエット」のロミオ、「エリザベート」のルキーニ。

娘役さんは「ロミオとジュリエット」のジュリエット、「ファントム」のクリスティーヌ・ダーエでした。

2020年のおとめに載っていた、演じてみたい役の中で、注目したのは以下の生徒さんです。

きよら羽龍さん(月組)
「ベルサイユのばら」のマリー・アントワネット、「うたかたの恋」のマリー

彩みちるさん(雪組)
「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ、「凍てついた明日」のボニー

日和春磨さん(雪組)
「エリザベート」のルキーニ

有栖妃華さん(雪組)
「ロミオとジュリエット」のジュリエット「うたかたの恋」のマリー

優希しおんさん(宙組)
「ロミオとジュリエット」の愛と死、ロケットボーイ、男性バレエダンサーの役

演じてみたい役を見てみると、その生徒さんの目指すボジション、目指している男役・娘役像がわかります。

個性が強いのか、正統派を目指すのか。歌が得意な娘役さんはエトワール、ダンスが得意な男役さんは「ロミオとジュリエット」の死を選ぶ方が多かったです。

舞台を見なくても、この生徒さんは歌(またはダンス)が得意なんだなとわかると、舞台でも注目しますし、演出家の先生へのアピールにもつながるのではないかと思います。

既に退団していますが、宙組トップ娘役だった実咲凛音さんが、演じてみたい役にエリザベートを挙げ、実現しています。

生徒さんの夢が叶うのはファンとしてもとても嬉しいですし、目標は声に出した方が叶いやすくなるというので、この項目はぜひ皆さん具体的に、役名を書いていただきたいです!

個人的にはダンスの得意な優希しおんさんのロケットボーイが観たいですね。

また、生徒さんに演じて欲しい役を考えるのも楽しいです。私は風間柚乃さんに「川霧の橋」の幸次郎を演じていただきたいです。

青天姿が似合うと思います!

スターポートレートのトップ娘役さん

袴姿の生徒さんの写真が終わると、最後に5組のトップ男役さんと娘役さんの写真が載っています。

この娘役トップさんの写真を毎年楽しみにしています。

娘役トップさんは入団して数年でトップに就任することが多いです。

就任直後は、まだ未完の花という印象を受けることもありますが、次の年のおとめでのポートレートでは、ぐっと大人っぽく、綺麗になっています。

トップになってからの1年でどれだけ努力を重ねてきたのか、どれだけ責任を負って舞台を務めてきたのかわかる一枚だと思っています。

私が一番印象に残っているのは、愛希れいかさんのポートレートです。

研4でトップ娘役になり、しかも男役から娘役へ転向してすぐの就任でした。トップ娘役になった年のおとめの写真はまだ初々しくて、少女のようでした。

しかし、トップ2年目の愛希さんは洗練されて、ぐっと大人っぽく、素敵な女性になっていました。

この1年で、どれだけ努力をしたのか、写真が物語っていました。

実際、相手役の龍真咲さんも「ちゃぴ(愛希れいかさんの愛称)は驚くほど洗練された」という内容のコメントをしていました。

研究科1年生のプロフィール

毎年宝塚音楽学校を卒業した研究科1年生のプロフィールがわかるのも「宝塚おとめ」から。

どんな初舞台生がいるのかな?どこの出身かな?お誕生日はいつ?
誰に注目していこうかな〜?なんてお顔を見ながらワクワクするのも宝塚おとめの楽しみ方です。

タカラジェンヌのお顔がわかる!

劇場で舞台を見ていると、皆さんすごいお化粧をしています。

「宝塚おとめ」でのプロフィール写真は、薄化粧姿で本来のジェンヌさんの美しさがよくわかります。

初めて公演を見たあと、「あれって誰だった???」ということがよくおこります。いや、ほとんどわからないと思います。

そんなときはパンフレットと「宝塚おとめ」でチェック!!!!

「え〜???こんなジェンヌさんが、こんなふうになってたの〜????」という驚きもたくさんあります。

舞台上の姿と本来の姿のギャップを楽しみましょう!

最後に

宝塚おとめの楽しみ方、いかがでしたか?
2020年6月号の「歌劇」で陽月華さん(OG)も自分流の「宝塚おとめ」の楽しみ方を紹介していました。

その中で「宝塚おとめ」は大劇場公演の終演後に撮影している、と仰っていました!
終演後のお疲れの状態で皆さん撮影しているんだ!それなのにこの笑顔!お肌もキレイ!とびっくりしました。

私は宝塚ファン歴30年なのですが、知りませんでした…。

宝塚おとめを読んでいると、時間を忘れてしまいます。

今回ご紹介した項目以外の内容もたくさん載っていますので、じっくり楽しんでくださいね。

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