宝塚歌劇団では、各タカラジェンヌさんの劇団非公認ですが、私設ファンクラブというのがあります。
その私設のファンクラブに入るとご贔屓様の公演の「総見」の案内が届きます。
今回はファンクラブでの定例イベントの一つ「組総見」について解説します。
楽しみ方のポイントも併せてご紹介しているので、是非チェックしてみてください。
組総見とは
公演中の組のすべての生徒さん（タカラジェンヌ）のファンクラブが一斉に同じ公演を観るイベントのことを指します。
ご贔屓様が出演している組の公演を同じ組の他の生徒さんのファンクラブに所属しているファンが一度に集まるのでいつもより手拍子のタイミングが揃うなど宝塚ファン色の強い傾向があります。
組総見は私設ファンクラブのみのイベントのため、一般のチケット窓口で組総見のチケットを購入することはできません。
ファンクラブに入っていない人が組総見に参加する場合はファンクラブに入っている人を経由してチケットを取り次いでもらうとよいでしょう。
会総見との違い
組総見は公演中の組の生徒さんが所属するすべてのファンクラブの会員が揃う合同の観劇イベントのことです。
それに対して会総見は合同ではなく単独で行う観劇のイベントです。
組総見の楽しみ方
・組のすべての生徒さんのファンクラブの会員が揃うので公演中の手拍子がぴったり揃う
・生徒さんも組総見の日と知っているのでアドリブが楽しめることも
・会服を着用して観劇するので一体感がある
上記のような組総見ならではの楽しみ方があります。
組のすべての生徒さんのファンクラブの会員が揃うので公演中の手拍子がぴったり揃う
通常だと初めて宝塚に来る方や学生さんが観劇する日と被った場合手拍子や拍手のタイミングがまばらであったり、拍手が少なかったりするとなんだか手拍子や拍手がしづらく肩身が狭い思いをしたことがあるファンも多くいるようです。
しかし、組総見は一斉に各生徒さんのファンクラブに所属する会員が揃うので手拍子や拍手がここぞというタイミングで行うことができ、独特の一体感があります。
ファンにとっては遠慮なく手拍子や拍手をすることができるので、ストレスなく観劇できるのも組総見のうれしいポイントです。
生徒さんも組総見の日と知っているのでアドリブが楽しめることも
セリフだけでなく、生徒さんの視線にも注目して観劇してみてください。
ショーとの二本立ての場合は高い確率で組総見ならではアドリブを見られることも。
組総見は各会によって固まって同じエリアに座っていることから、生徒さんが視線を送ってくれる場合もあります。
もちろん、一般のお客さんも観劇しているので大々的なアドリブが入ることはなく、入っていてもさりげないものなので見逃さないように！
公演が終わってから同じファンクラブの会員同士で一緒に盛り上がるのも楽しみ方のひとつです。
会服を着用して観劇するので一体感がある
各会によって会服は様々です。
スカーフや、Ｔシャツ、パーカー、時期によってはマフラーの会もあります。
色も種類も様々な会服を見ているだけでも公演中の入り出待ちが楽しくなりますよね。
組総見では観劇中に所属しているファンクラブの会服を身に着けるので、どのエリアがどの生徒さんのファンクラブの会員が座っているか一目瞭然です。
また、公演が終わってからの出待ちの移動も一緒にそのまま向かうことができるのでその中で会員同士の親睦を深めることができます。
いかがでしたでしょうか。
公演中の組の生徒さんのすべてのファンクラブの会員が一度に揃う組総見は毎回盛り上がるイベントです。
是非楽しみ方を押さえておいて、総見を楽しみましょう！
