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ファンクラブを出禁になってしまう人の特徴

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団には劇団公認のファンクラブはなく、代表(ファンクラブ会長)を中心とする、タカラジェンヌのファンが運営する私設ファンクラブというものがあります。

私設ファンクラブのため、セキュリティ面や広報、イベント企画やタカラジェンヌのマネジメントもプロではなく専業主婦やパート、中にはOLや学生が運営していることもあります。

ファンがファンを管理し、生徒(タカラジェンヌ)さんの警備も行います。

基本的にはファンであれば誰でも入ることが出来るファンクラブで、入会時に渡される会則をよく読んでいれば問題はありませんが、よっぽどの場合は「出入り禁止」になる場合も。

さて、今回はどんなケースで「出禁」になるかご紹介してみたいと思います。

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すみれコードを守らないうっかり発言を頻繁に生徒さんにする

ファンクラブによっては毎回の入り出待ちで生徒さんとファンが直接お話ができる機会があります。

また、大人会では生徒さんとの距離が近く、直接交流するイベントであることから「うっかり失言」してしまう可能性も。

年齢や家族のこと、恋愛のことなど、退団についてなど御法度になるような質問はファンなら控えましょう。

SNSで非公開の情報を解禁する

特に小規模のファンクラブや生徒さんもまだ入団間もない頃は生徒さん自身からご自身のことや劇団での出来事など非公開の情報を聞くこともあるかもしれません。

それを誰が見るかわからないSNSやインターネットの掲示板にアップすることは絶対に止めましょう。

特定されてしまうと、ファンクラブから厳重注意や出禁になるだけでなく、最悪の場合は生徒さんが劇団での立場が危うくなります。

同じファンクラブの会員同士で盛り上がるだけに留めておきましょう。

かけ持ちがバレた場合

ファンクラブのかけもちは会によっては黙認されている場合もあります。

以前ほどシビアではなくなっている印象ではあります。

しかしあまり良いイメージを与えないものなので、かけもちをしていることを堂々と話したりするのは控えておきましょう。

また、入出待ちで生徒さんやスタッフさんに見られる可能性があることも覚えておきましょう。

何度も生徒席の無断キャンセルをする

ファンクラブ経由の観劇席を「生徒席」と呼びます。

こちらは劇団から生徒さんに振り分けられた座席で、どの席にどの生徒さんのファンクラブの人が座ると把握されています。

そのため、当日の無断キャンセルは生徒さんやファンクラブのスタッフさんに大きな負担をかけることになります。

これが何度も続くと、厳重注意でも改善されない場合は次年度の会の更新を断られたりする場合も。

やむを得ない場合は必ず連絡したり、代わりを見つけたりして対応しましょう。

明らかな迷惑行為がある

大前提としてファンクラブは生徒さんを応援したいという気持ちのある人が集まります。

しかしながらごく一部で少しでも生徒さんの気を引きたいがために過度なアピールをしたり、何かにつけてスタッフにクレームをつけたりするファンがいる場合があります。

チケットの転売や無断での撮影などの違反行為はもっての他。

ファンクラブに入会すれば、○○会の会員として見なされるため、観劇マナーが悪かったり、SNSでの批判や会員同士で揉めたりするなどの行為は、○○さんの会はややこしそう・・・などと生徒さん自身の評判ごと悪くなります。

会服を身に着けている時や総見の時には特に「見られている」意識を持って行動しましょう。

いかがでしたでしょうか。

生徒さんを応援したいという気持ちを持って行動していれば、絶対に「出禁」にはなりません。

基本的にはファンクラブの会員は生徒さんや既存の会員にとっても歓迎され、好意的に受け入れられるものではありますが、会則や観劇マナーを守ることが出来ない場合は、他の会員や生徒さんの活動を守る意味でも「会にふさわしくない」と見なされてしまいます。

宝塚のファンの特徴として「同担歓迎」という生徒さんを一緒になって応援する人が増えるのは喜ばしいことと考える認識があります。

そのため、「出禁」は苦渋の決断であることをよく覚えていて下さいね。