宝塚歌劇団星組の宝塚大劇場公演『ロミオとジュリエット』が無事開幕しましたね〜!
宝塚大劇場がある兵庫県では、緊急事態宣言が延長中。
まだまだ感染予防対策は気が抜けませんね。
そこで、ひとりで大劇場観劇デビューを検討している方に向け、緊急事態宣言下の観劇スタイルについてお伝えします。
(2021年1~2月の大劇場雪組公演の状況を元にしています)
―服装と持ち物―
■服装
特にドレスコードはなく、カジュアルな方も見かけます。
自分なりのおしゃれをすると、気持ちよく観劇できそうです。
■持ち物
チケットまたは宝塚友の会カードをお忘れなく!
最近は、宝塚友の会で購入すると、入場改札時に友会カードを提示し、紙チケットが1人1枚発券されるようになりました。
チケットファイルもあると便利です。
オペラグラスもぜひ。
前方SS席でも、舞台後方や両側の花道までは意外と距離があります。
以前は大劇場改札内で貸し出しがありましたが、現在は中止です。
もし忘れたら、キャトルレーヴや売店で販売しています。
ちなみに私がいつもかばんに入れているオペラグラスはこれ。これで、不足を感じたことはありません。
そして食べ物類。1月の緊急事態宣言発令以降、これまでのように客席や改札内ロビーでの飲食ができなくなりました。
<宝塚歌劇公式サイトより>
〇劇場内の飲食店舗は、当面の間、全店舗休業いたします。
〇改札内(ロビー・客席)でのご飲食はお控え下さい(最低限の水分補給は除く)。
でも、特にランチ時間をまたぐ公演は、腹ペコ状態では不安ですよね。劇場近くのお店で、直前か終演直後に食べるのが一般的のようです。
幕間(1幕と2幕の間の休憩)に補給したい方は、パンなどを持参し、幕間に改札を出て、ロビーの屋外に広がるリバープラザウッディ(屋外デッキ)で食べる手もあります。
―いざ、大劇場にてー
■観劇前
キャトルレーヴなどでお買い物を楽しみたい方は、レジ行列が長い場合もあるのでお早めに。
キャトル入り口や劇場内のラックでは、タカラヅカスカイステージの冊子「TCAプレス」が無料配布されています。
これまでは直近2か月分でしたが、最近はバックナンバーも見かけます。興味があればぜひ。
パンフレットは改札内ロビーのエスカレーター横でも購入できます。
着席したら、パンフレットをじっくり読んだり、オペラグラスの調節をしておきましょう。いよいよ開演前、スマホの電源を切るのを忘れずに。
■観劇中
初心者がひとりで行くと、拍手はしても、手拍子はちょっとハードル高いですよね。ですが、ひとり観劇の方は案外多く、普通に手拍子もしておられます。
一度やれば慣れるもの。やっちゃいましょう。
また、オペラと拍手の両立はなかなか難しいものです。
ジェンヌさんの表情を見たい、拍手もしたい、手が足りない!ってなりがちですが、絶対的なルールはありませんので、マイペースに楽しみましょう。
■幕間
1幕が終わると、すごい勢いで去る人々にびっくりするかも知れません。おそらく向かう先はトイレの列。
座席の位置にもよりますが、大きくて回転の早いトイレは1階です。
コロナ以降、間隔を開けるためにトイレの列はめちゃくちゃ伸びており、1階ロビーでぐるぐるトグロを巻いています。
まずは最後尾の看板を持ったスタッフさんを見つけましょう。
そこからはひたすらウォーキング。終盤、目が回りそうな折り返しレーンを進むと、最初に覚悟したよりは早めに入れます。
食べ物と水分補給は、さきほどご紹介したとおり。雨でなければ、一旦改札を出て、ロビー横の屋外デッキで済ませるのも一案です。
幕間休憩は30分から35分になったので、少し余裕がある印象です。
■終演後
規制退場があるので、少し長めの時間をみておくと安心です。
では、細心の注意を払いながら、楽しいご観劇となりますように!