映画は観たことあるけど、舞台やミュージカルは未経験。
一度観てみたいけど、どういう劇団がいいのかイマイチわからない・・・
ミュージカル観劇を始める前の私もこんな感じでした。
劇団も規模の大きい、小さいかかわらず世の中にはたくさんあるので
どこから手を出せば良いのか悩むのも無理はありません。
そんなキッカケ作りに、宝塚歌劇団はオススメのカンパニーです。
今回は初めてミュージカルを観劇するにはオススメの作品を
4作品ご紹介したいと思います。
初ミュージカル観劇に宝塚歌劇団をオススメする理由とは
値段が他の劇団に比べてお手頃
少しいい席(特にS席など)で観ようとすると、他の劇団だと1万円は軽く超えます。
しかしながら、宝塚の場合は8800~9500円という価格でおさまっています!
また、席にあまりこだわりはなく作品メインを楽しみたい(A席など)のであれば、
5500円で観れてしまいます。
宝塚と聞くと“高級感”のイメージがありますが、
実は意外とお値打ちな部分があります。
作品ジャンルが多世代向け
現在花組さんが『はいからさんが通る』という作品が最近まで上演されていましたが
タイトルを聞いて「懐かしい!」と思った方がいらっしゃるのではないでしょうか?
また、過去にも水谷豊さんでお馴染み『相棒』や『るろうに剣心』、
『愛と青春の旅立ち』などの名作まで幅広いジャンルの作品を提供しています。
男女・世代問わず楽しめるのが大きな魅力ではないかと思います。
ではいよいよ本題。
オススメの作品4選をご紹介します!
初ミュージカル観劇にオススメ作品
ここでは何度も再演されている、もしくは今後再演の可能性がある
作品をピックアップしてみました。
『エリザベート -愛と死の輪舞』
すっかり宝塚お馴染みの作品となりましたが、これは宝塚以外の世界の劇団で
上演されている作品です。
オーストリアで生まれた作品で、オーストリアミュージカル協会が定めた劇団に
上演権を与えており、日本では宝塚歌劇団と東宝グループの2団体のみ。
日本にいつ上演権が回ってくるかわからない貴重な作品と言えます。
この作品の魅力は、1つ1つの歌のナンバーのメロディが綺麗なところで
歌っている登場人物の心情がクリアに見えるところ。
また歌の難易度もかなり高いので、タイトルロール:エリザベート役演じる
娘役は歌の技術が高レベルな人と思ってもよいでしょう。
はじめてミュージカルを見る方は、いいとっかかりになるのではないでしょうか?
『王家に捧ぐ歌 ~オペラ「アイーダより」~』
こちらは宝塚オリジナルの作品。
もう一度観てみたいミュージカル作品にランキングインされた作品です。
サブタイトルにありますように、ヴェルディの歌劇:『アイーダ』のストーリーに
忠実に則っています。
それに加えて、『反戦』のメッセージが込められています。
『反戦』という強烈なメッセージを盛り込みながら、
原作の歌劇の世界を破たんさせていないというところが
この作品の大きな魅力。
これを見てから、元々のオペラを見ると言うのも良いと思います。
『ファントム』
こちらは『オペラ座の怪人』と元に作られたもので、『エリザベート』同様に世界の劇団で上演をされている作品です。
『オペラ座の怪人』でミュージカル作品がありますが、
もともとの作品はストーリー展開がやや複雑で
ファントムの存在感が大きすぎて、お話しについていくのが
精一杯という方が非常に多いです。
しかしながら『ファントム』は簡単にいえば、『オペラ座の怪人』を
もう少しクリアに、わかりやすくした作品と言えます。
一度観て挫折した方も、これをみて再度原作を観ると府に落ちるのではないかと思います。
『オーシャンズ11』
こちらはご存じ、ジョージ・クルーニーさん主演の映画作品。
ラスベガスの金庫破りのお話しでしたね。
この作品も過去宝塚で何度も再演されているので、
今後もまた観れる可能性が一番高い作品と言えます。
宝塚の要素を盛り込みつつ、元々の痛快なストーリー展開を崩していないので、
いきなり王道なミュージカル作品に抵抗がある方も、
まずはこの作品から始めてみるのがオススメかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
宝塚もいろんな流行りや世の中の状況をみて
作品を選定しているので、事足りる部分もあります。
ただ宝塚から観劇をはじめて、他の劇団を巡って見るのも
非常に面白いのではないかと思います。
また、巡るうちにSNSなんかで
ミュージカル友達が出来る可能性もあります。
同じ趣味を持つ人と話を共有して、
一緒に巡って見るとさらに面白みが発見出来るかもしれませんね!