先日、2022年4~7月の公演内容が発表された宝塚歌劇団星組。
その演目は柚希礼音さんが星組トップスター時代に大好評だった「めぐり会いは再び」です!
2011年の初演後、翌年には続編「めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~」が上演されました。
今回は前作まで現星組トップスター・礼真琴さんが演じていた「ルーチェ」と、現星組トップ娘役・舞空瞳さんが演じるルーチェのガールフレンド「アンジェリーク」を中心にオリジナルストーリーが展開されるそうです♪
このニュースを知って宝塚ファンの皆さんは大歓喜だったのではないのでしょうか…♡
私はスマホに向かって「やったー!」と声が出ました(笑)
作・演出の小柳奈穂子先生とっては第一弾の「めぐり会いは再び」が大劇場デビュー作品なので思い入れもお強いことでしょう。
小柳先生と言えば、漫画・ドラマ原作の作品をミュージカル化するのがお得意な方というイメージがありますが、明るく楽しいハッピー系ミュージカル作品を演出する際には欠かせない方です!
今シリーズ第三弾となる「めぐり会いは再びnext generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-」が今から待ち遠しいですね♪
これからも目が離せない星組ですが、現在の星組トップコンビ(愛称・こっとん)が就任してまもなく2年が経とうとしています。
今回はお2人の様子から見える関係性に注目します。
珍しい首席トップコンビ
礼真琴さん(愛称・こっちゃん)は95期の首席入団で、舞空瞳さん(愛称・ひっとん)は102期の首席入団。
過去に首席同士のトップコンビって存在したのでしょうか?(勉強不足ですみません)
いずれにせよ、どちらかが首席はあってもコンビ揃って首席というのはとっても珍しいですし、話題性は十分です。
学年差があるからまだ技術量に若干の差はあるものの、ひっとんはどんどん成長していますし、必死にこっちゃんについて行こうとしている様子がよく分かります。
以前、とあるインタビューでこっちゃんが「首席にしか分からない辛さがある」とお話しされていました。
トップスターになると孤独との戦いだと歴代のトップスターさんたちがお話しされていることがありますが、首席も想像を絶する孤独や葛藤があるんだなと分かりました。
その想いをしてきた同じく首席の相手役は貴重な存在ですよね。
気になるコンビの関係性
どんなコンビでも必ず噂されるのが不仲説です。
ファンから見えている部分は夢の世界として守られているので、少しでも気になるところが見えてしまうと不仲説が流れてしまうのはファン心理としては仕方ないことなのかもしれません。
やっぱりファンとしては仲睦まじいラブラブなトップコンビが見たいですもんね。
直近では、元月組トップコンビの珠城りょうさん・美園さくらさんの不仲説が流れていました。
確かに珠城さんの塩対応っぷりは「もう少しさくらちゃんに優しくてもいいのでは…?」と思ってしまうほどでしたが、よくよくお2人の関係性を見てみると先輩後輩としての立場がしっかりしていてそれが良いバランスだったんだなと退団されてから気が付きました。
そして彼女たちの関係を見て、ラブラブだけのコンビも悪くないじゃないか!という新しい境地を開いた筆者なのです(笑)
脱線しましたが、こっとんコンビに関しては不仲ではないんだろうけれど…でもラブラブという感じでもなく。たまさくコンビとは別の世界観ができあがっていますよね。
必死にこっちゃんを立てて「礼さん!礼さん!」とついて行くひっとん、そのひっとんの愛に「はいはい」と受け流すこっちゃん。
きっとこっちゃんはコンビ萌えとかそういう関係よりも「一緒に組の力を上げるために尽力してほしい、自分の実力についてきてほしい」というストイックな気持ちが強いのかもしれません。
トップスターに就任されてから目の下のクマが深くなっているし、ちょっと顔つきが変わったように感じます。
先述したとおり、トップスターという孤独の中で命かけてしょい込んでいるわけですから無理はないです。
だからこそ、ひっとんには早く自分のレベルにまで来てほしいという想いがファンにも伝わっているのかもしれませんね。
(ちょっと元花組トップコンビの明日海りおさん・花乃まりあさんたちと似たような空気感を覚えます)
2人が向かう未来
現在の各組トップコンビの中で、総合的な実力が高いのは星組かなと思っていますし、まだまだひっとんに伸びしろがあるにしろ首席同士なので技術は十分すぎるほど揃っています。
また、劇団が95期をトップスターに揃えたいという考えはこちらにも伝わってくるので、技術的にも劇団の都合的にもこっとんコンビはまだまだ手放さないのではないかと。
これからも活躍が期待されるコンビですので、がんがん歌って踊ってアグレッシブな星組らしさを存分に出して、組を引っ張っていってほしいですね!
一ファンとしては、こっちゃんこれ以上抱えすぎないで~ひっとんにもっと頼って~という気持ちです(苦笑)
今日もタカラジェンヌの皆様がご無事に過ごされますよう、願うばかりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。