宝塚歌劇団花組「巡礼の年」の新人公演を観劇してきました。
今日は生憎の小雨模様。
本公演はすでに1度、観劇しているので、本公演との違いも楽しみにしていきましたが、実際にはどこが違うのかは1回本公演見ただけでは、なかなかわかりませんね〜。
しかし演じる人が違うと、やっぱり同じセリフ、同じ歌でも伝わってくる感覚は違いますね。
主演:侑輝大弥
7年目の初主演。え?初主演だったんですね。非常に人間味あふれる苦悩したリストを演じました。
はい、本公演の柚香光さんはなんだか全てがスマートで人間からかけ離れてる感がありますからね。いい意味で。
ヒロイン:星空 美咲
105期生研究科4年にして、すでにバウホールでヒロイン、東上2回のヒロインと着実にトップ娘役への道を歩んでいますが、今回は初の新人公演ヒロインでしたが、すでに出来上がった感がありました。
星風まどかさんの歌唱力にも劣らぬ、お芝居と歌で見せてくれました。成長が凄まじい。
ジョルジュ・サンド役の太凰旬
けっこう男らしい系男役だと思っていましたが、表情・声・動きが超絶いい女でした。
本役の永久輝せあさんとはまた一味違った、ロマンチストで女性らしい。
ショパン役 鏡星珠
106期生の研究科3年目の抜擢でこのお役は大変、、と思いましたが、自然に穏やかで柔らかな雰囲気があり、控えめで、すごくショパンらしいショパンでしたね。
歌も芝居も上手くて、研3とは思えない完成度でしたね。
これから注目していきたい男役さんです。
美羽愛
やはり本公演の音くり寿さんのイメージが強すぎるラプリュナレド伯爵夫人役。
歌もお芝居も音くり寿さんと比べてしまうのが申し訳ないけれど、美羽愛さんも愛ちゃんらしさが出てて、良かったな〜。
新人公演でのアドリブも入れてくる舞台度胸。なかなかできません。アドリブかな??
もう存在が最高。
まとめ
新人公演といえども、どの場面もコーラスがすごく良かったと思います。
男役さんも娘役さんも、ちゃんと歌える子が沢山いて、花組安泰。
個人的にはこの作品の革命の場面が大好き。人数が少ないにもかかわらず、本公演にも勝る迫力で凄かったですね。リピートしたい場面。
新人公演3回位してほしいです。